フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて

2018年4月12日

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フリーランスエンジニアになると、最新の技術を使ったWeb関連の仕事を受注し、価値の高いスキルを磨くというこの両輪を回して高い年収を得ることができる。また、スキルがあると働く場所、時間に制約されなくてすむ。

エンジニアにとって、このような生活ができることは理想だといえるが、新しい環境へ挑戦することに不安をもつ会社員エンジニアも多い。

例えば、

・安定的に収入が確保できる仕事はどこから取ればよいのか?
・妻や子供の生活費など、ふだんの生活費(固定費)をどうするのか?

・フリーランスになって休みはとれるのか?
・自分の技術力で大丈夫なのか?
・収入は増えるのか?

など、不安に思っている人がいるだろう。

そこで、この記事では、

▶ フリーランスを目指しているエンジニア
▶ 実際にフリーランスエンジニアとして働いている人

に向けて、

フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
▶ フリーランスエンジニアに必要なスキル
▶ 事前に準備をしておくこと
▶ フリーランスエンジニアが単価を上げるために知っておきたいこと
▶ エージェント利用のメリット・デメリット

を中心に、説明していく。

また、管理人はスタートアップの業務(iPhoneアプリのモック作成)をフリーランスとして請け負ったことがあり、そのときの経験をもとに重要な点を伝えていきたい。

 

目次

フリーランスエンジニアのメリットについて

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まず、フリーランスエンジニアのメリットは、以下の5つである。

▶ 好きな仕事を選べる(価値が高い技術スキルの習得)
▶ 高い単価の仕事ができる
▶ 自由に働くことができる

▶ 早い意思決定ができる
▶ 人間関係の効率化することができる

順番に説明をしていきたい。

好きな仕事を選べる

フリーランスエンジニアの最大の特徴は、好きな仕事を選べる点だ。フリーランスエンジニアとして生活していくうえで、スキルを磨くことは必要な条件なため、スキルが磨ける仕事を請け負うことができる。SIerにありがちなスキルが身につかない単純作業は選ばなくてもよい点がメリットとしてある。

高い単価の仕事ができる

次に、好きな仕事を選んでスキルを磨いていくと、単価100万円 / 月など、高い単価の仕事を請け負うことができる。(スキルアップ)と(高単価の仕事)の両輪を回していくことで、好きな仕事をして、高い収入を得ることができる。

自由に働くことができる 

フリーランスエンジニアとして働くことのメリットは、自由に働けるため、家庭を優先することができることだ。例えば、親の介護のために対応する案件を減らすなど、働く日数を減らしたり案件を、子供が熱があったときに病院に連れていったり、行事に参加したりするときに、休みの日を柔軟に調整することができる。つまり会社員時代に比べると、柔軟に働くことができるのだ。

早い意思決定ができる

大企業は決裁の事務手続きがあるため、意思決定が遅くビジネスのスピード感にかける。一方、フリーランスエンジニアは、顧客との調整作業はあるが、意思決定について小回りが効くためスピード感をもって仕事ができる。

人間関係の効率化することができる

人によっては賛否があるが、技術を追求して自身の価値を高めていきたい人にとっては、リモートの案件に携わることで職場での雑談や仕事終わりの飲み会などの時間を削減することができる。特にリモート案件を中心にした場合、このメリットが大きく発揮される。

 

フリーランスエンジニアのデメリットについて

次に、フリーランスエンジニアのデメリットは、以下の3つである。

▶ 収入が不安定
▶ プロ志向でないフリーランスエンジニアは詰む
▶ 事務作業が必要

順番に説明をしていきく。

フリーランスエンジニアは収入が不安定

人によっては、フリーランスエンジニアは収入が不安定となるリスクがある。その状況を3つ説明したい。

交渉が苦手だとサラリーマンSE時代より収入が低くなる

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フリーランスの中には、お客さんとの交渉が苦手な人がいて、独立前のサラリーマンより収入が低い人もいる。このケースに当てはまる人の特徴は、お客さんや、エージェントの言われるがままで、自身の市場価値を見誤り、適切な価格で契約を取れないことが多い。

独立する前は、社内の営業が人月いくらの価格交渉で仕事をとっていたが、いざフリーランスになると、その価格交渉を自分自身でしないといけなくなる。

一般的に、フリーランスとして働くときの月の売上はサラリーマン時代の1.5倍が目安と考えられている。そういった仕事を取れる技術力と営業力があれば大丈夫だろうが、自分は、プログラミングができれば、それでいいと考えている人は、開発のできる正社員として働いた方が幸せなケースもある。

 

契約によっては即プロジェクト終了もある

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フリーランスとして働いている人は、案件により新規プロジェクトベースで、1ヶ月ごとに契約更新をしていくケースがある。

例えば、エンドの会社や、元請けの会社の都合でプロジェクト自体がなくなることもある。そうなると、契約上今月分までの単価は支払うが、明日からは来なくていいよと、仕事がなくなるケースも少なくない。

つまり、急遽、1から仕事を探さないといけない状況に陥る。この点は、労働基準法で守られている正社員よりもシビアだ。

 

フリーランスエンジニアは貯金がないと単価が安い案件に飛びついてしまう

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妻や子供がいるエンジニアは、月々の固定費は多いと思う。
貯金と仕事がない人にとって、日々の固定費は生活を大きく圧迫しているため、
すぐに仕事を見つけなければならないという状況になり焦ってしまう。
そのため、スキルがつかない、かつ、安い案件に飛びついてしまうことになる。

最低限の収入は確保できるが、技術力を上げることが難しいという状態が続くと、自身の単価を上げることが厳しくなっていき、詰んでしまうことがある。

なので、貯金は多いに越したことがない。よく言われているのが、無収入でも、6ヶ月生活していけるだけの貯金をもっておくと良い。また、フリーランスエンジニアが単価を上げる実績の作り方は以下を参考にしてほしい。

 

 

プロ志向でないフリーランスエンジニアは詰む

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フリーランスエンジニアはプロスポーツ選手と似ている。自由な労働市場で、契約書の作成や税金の書類作成も自分でしないといけない、サラリーマンのように会社が守ってくれると甘えた考えの人には向かない。特に、以下の2点がフリーランスエンジニアには必要になってくる。

技術は自分で習得する

フリーランスエンジニアは、会社員時代のように上司・先輩から技術を教えてもらうという環境ではないため、技術は自力で習得する必要がある。

例えば、会社員時代はプログラミングをしていて、分からない所があったら先輩に聞いて問題を解決できていたかもしれないが、フリーランスになるとそうはいかなくなる。詰まった所は他の手段で解決しないといけなくなる。自分の頭で解決できない人にとっては厳しい環境だろう。プログラミングスクールのように、質問したら答えを教えて貰えると考えている人には厳しい環境だ。

スケジュール管理が必要

フリーランスは、会社員と違い自分で仕事と作業時間を決められる環境にいる。そのため、サボろうと思えばいくらでもサボることができる。進捗管理をして怒ってくれる上司はそこにはいないのだ。自分を律してスケジュールを組んでいかなくてはいけない。

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル(デメリットへの対策)

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フリーランスのリスクへの対策について、フリーランスとして働くときに、気をつけたいことをまとめたので確認してほしい。

 

フリーランスエンジニアとしてのプロ志向を身につける

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納品力

エンジニアのプロを定義するなら、
指定された要求を最低限満たす品質の製品を、指定期日までに納品し、
指定された要求以上の品質の製品を指定期日までに納品すること
だと考えている。この納品力を上げる方法を3つ紹介したい。

開発が難しいところから先に着手する

プログラミングでつまずきやすいところは、先に取り組んだほうが良い。プロジェクトの中盤〜で対応してしまうと、詰まってしまったときに計画が破綻してしまう恐れがあるからだ。

納品するまでのスケジュールの考え方

計画通りに納品するためには、早めに製品を完成させることが求められる。夏休みの宿題を数日かけて一気に終わらせて、以降は、ブラッシュアップに努めること。また、納期までの間に次の案件に必要なスキルの勉強をするとよい。

仕様変更に備えた動き

また、将来の仕様変更に備えて、早めに製品を完成させることも大事だが、技術的な点でいうと、「将来、この箇所が仕様変更しそうになるから、この箇所を可変に作っておく」など将来を見越したDBや画面設計であったり、プログラミングが求められる。

 

事務を疎かにしない

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会社の事務手続きは、サラリーマン時代は総務部や経理部が担当していて、気にすることもなかったが、フリーランスになると、税金関連の書類提出や支払いなど事務手続きが必要になる。だが、この事務手続きを疎かにしてしまう人がいる。契約書の提出であったり、お金の振込みを忘れてしまうと、信用がなくなってしまうので、注意してほしい。

 

フリーランスエンジニアをオススメしない人

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納期を守れない

繰り返しになるが、納期を守れない人はフリーランスエンジニアになってはいけない。なぜなら、納期が守れないと信用を失って仕事ができなくなってしまうからだ。例えば、進捗会議で忙しいから手を付けられてませんでしたと報告して、対応案を考えられない人は注意したほうが良い。

時給で労働の価値を考えている

フリーランスエンジニアは時間単価をいかに上げていくかが重要なため、残業代で生活費を稼いでいる人は考え方を変えた方が良い。どうしたら、効率的な仕事ができるのかを考える必要がある。

仕事を教えてもらえると思っている

会社員時代とは違い、技術は独学で習得していかないといけない。そのため、仕事を教えてもらえると受け身で思っている人にとっては難しい仕事だといえる。

交渉が苦手

エンジニアは契約交渉で単価を上げていくことが必要なため、言いたいことを言えないと、契約先の言いなりになってしまうおそれがある。そうすると、市場価値では高く評価される能力よりも低い単価で働くことが起きてしまうため注意してほしい。

IT業界未経験者

まず、フリーランスになりたいけど、システム開発未経験者という人は、正直フリーランスは厳しい。未経験者でも可能なシステム開発は探せばあるかもしれないが、実務的な経験がないと、基本仕事を見つけられない。まずは、”Hello World“って文字列出力するところからスタートしたほうが良い。

お金にならない応募者は、フリーランス向けのエージェントがそもそも力を入れて仕事を紹介することもない。仮にあったとしても、アプリケーションの検証など、労働集約的な技術スキルを使わないような案件はあるかもしれない。会社がフリーランスを雇う理由は、その人の技術力にお金を払っていることを頭に叩き込んで欲しい。

 

フリーランスエンジニアになる前の準備

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人脈を広げる

この人脈を広げておくことは重要だ。人脈を広げておくと、フリーランス生活、客先との契約で困っていたときに、先人のフリーランサーたちがアドバイスを貰えることがある。例えば、客先と契約で単価で揉めたり、支払い滞ったときの対処法など具体的なアドバイスを貰える。

具体的には、Qiitaやはてなブログで技術的な記事を書いたり、Twitterで技術的なつぶやきをして絡んだり、交流会の飲み会に参加してFacebookでフレンドになる。知り合いの技術者を紹介するなどやり方はいくつでもある。ギブの精神でやっていくと人脈は広がっていくはずだ。

収入源の準備をしておく

例えば、フリーランサーになる前に、エージェントにあって案件の目処をつけておいたり、兼業でベンチャー企業とやりとりがあるとき、独立後も仕事を請け負えるように交渉しておくなどの収入源を準備をしておいた方が良い。また、iPhoneアプリやAndroidアプリといったアプリから安定的に収益があると安心できるだろう。

貯金をする

繰り返しになるが、契約期間や単価交渉では貯金が少ないと、強気に交渉できないため、貯金は少なくとも、無給で6ヶ月は生活できるだけの生活費は確保しておきたい。フリーランスになりたいという目標があるのなら、毎月決まった額を貯金して準備をすることが必要だ。

固定費を下げる

フリーランスエンジニアに成り立てで、会社員時代の高い生活費を維持することは難しいかもしれない。そのときは、家賃、携帯代、車代、保険代など月々の固定費をできるだけ下げておいた方が良い。

クレジットカードの審査を通しておく

フリーランスエンジニアになると、クレジットカードの審査が通りにくくなるため、会社員時代にクレジットカードは数枚作っておくとよい。また、返済の目処があるのであれば、瞬間的にキャッシングをすることもできる。

住宅ローンについて

管理人の意見として、フリーランスエンジニアとして働いていくのであれば、月々の固定費が高くなる住宅ローンを組むのはリスクになる。フリーランスエンジニアとしての仕事がうまくいき、一人法人を作った段階で住宅ローンを組むほうが精神的に安定するだろう。

 

フリーランスエンジニアが知っておきたいこと

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契約条件の期間を確認する

エージェントにもよるが、契約期間は最短で1ヶ月からとなる。つまり、1ヶ月で切られる恐れもあるということ。そのため、顧客、エージェントとの契約の取り決めでは、契約書を確認して契約期間の交渉を行うことが大事になる。不況時代の慣習として、この短期の契約期間が残っているが、1ヶ月から3ヶ月と、できるだけ長く設定できるように交渉してほしい。

契約条件の単価を確認する

こちらも、面談時に単価と契約期間の交渉を絶対にした方が良い。このタイミングを逃すと、単価を上げる大きなチャンスが減るからだ。また、単価を上げる時に重要なのは、自分の市場価値を把握することが大事だ。

例えば、単純なAndroidアプリしか作れないのに、高額な単価を要求するなど、能力に見合った交渉をしないと働き始めてから客先から不満がでてくる。ビジネスでは信用を得ることが大事なので、信用を得るに値する単価を要求しよう。

市況を確認する

これは、エンジニアの単価の相場を知っておくことで、仕事の単価が高いのか、安いのか判断することができるからだ。市況を知っておくと不当に安い仕事を押し付けられていると気づくことができる。市況を知るには、エージェントから詳しい情報を仕入れることができる。

体調管理に気をつける

会社員時代は、会社で1年に1回、健康診断があったと思うが、フリーランスになると健康管理は自分で行わないといけない。フリーランスは身体が資本なため、体調管理は人一倍気をつけたほうが良い。

リモート案件を取る方法

リモート案件を取っていくためには、初めからエージェントに相談してリモート案件の仕事を請け負うこと。また、常駐案件で、リモート案件に切り替えができるか相談をして話を進めるとよい。

フリーランスエンジニアの性格

エンジニアを多くみてきたが、厳しい環境に身を置きながらも、前向きに日々勉強している。また、いついつまでにこれを達成するという強い上昇志向と明確な目標をもち、そこからの逆算で日々動いている。逆の面として、自身にストイックなため、初心者のエンジニアに対して厳しかったり、猛烈に働くワーカーホリックが多い。

フリーランスエンジニアのメリットを活かすために必要なこと

フリーランスの技術力は仕事をしていくうえで非常に大事な商売道具だ。私が業務を請け負っていた渋谷のスタートアップの企業は技術力で勝負をしている会社だった。時折、大手広告代理店の人が来て、案件を手伝ってほしいとお願いしなくても営業にくることがあった。

そのため、高単価でスキルを身につけることができるというフリーランスエンジニアのメリットを活かしていくために目指す方向としては、技術力=営業力となることを目指していくべきだ。

フリーランスエンジニアが単価を上げるために単発案件から保守案件につなげる

エンジニアが単価を上げるためには、できるだけ単発の案件で終わらせるのではなく、月に数万円のシステムメンテナンスの保守案件を狙っていきたい。営業力がものを言うが、システムを外注に頼っている企業の保守担当を狙うといい。

 

エージェント利用のメリット・デメリット

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エージェント利用のメリット

案件を紹介してもらえる

エージェントを利用することで、安定的に案件を紹介してもらえる。そのため、自分で営業活動をしなくてよくなる。そのため、フリーランスエンジニアとしての収入が不安定という部分をカバーしてくれる。

技術の安売りをしなくてすむ

フリーランスエンジニアになった当初であれば、エージェントを通すことで、不当に買い叩かれることがなくなる。そのため、技術の安売りをしなくてすむ。

 

事務手続きについて相談ができる

フリーランスエンジニアになると、法律的に漏れがない契約書の作り方を知る必要があるが、エージェントを利用することで、契約書の書き方をピンポイントで教えてもらえる。フリーランサーに成り立てであれば、エージェントを利用するかどうかは、将来置き得るトラブルに対する備えにもなる。フリーランサーは支払いに関してトラブルが多いことは肝に銘じておいた方が良い。

 

エージェント利用のデメリット

常駐案件が多い

エージェントの案件は常駐案件が多いため注意して欲しい。そのため、リモートの案件を希望している場合は、エージェントの数を増やす、常駐案件からリモート案件への切り替えを狙うようにすると良い。

利用手数料がある

案件の紹介と事務手続きがあるため、その費用として、10〜20%程、契約費用から差し引かれることになる。フリーランスエンジニアを初めるときはエージェントのメリットは大きいが、安定した顧客と法律関連の知識がついてくるとメリットは薄まっていく。 

 

良案件を逃さないために登録しておきたいエージェントについて

フリーランスエンジニアが単価を上げるために、良案件を逃さないことは必須といえます。そこで、良案件を紹介してくれるオススメのエージェント4社を紹介します。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス の案件数は業界でも最大級です。無料登録をして定期的に連絡をもらうように要望を伝えておくと、エージェントの方で案件を探してもらえるので活用したいです。

また、このレバテックフリーランスは優良IT企業があつまる渋谷ヒカリエに本社があり、最新のIT業界のトレンドが集まっています。

必要ないかもしれませんが、孤独を感じることが多いフリーランスのために、女性のエージェントとランチを一緒に食べながら話を聞いてもらえるというクラブのようなサービスもあり評判も良いです。マージンについてもフリーランサーの取り分が多くなるように頑張っています。

更に、拠点については東京だけでなく、大阪もできたため、大阪のエンジニアは徹底的に活用した方が良いです。フリーランスの友人も、このレバテックフリーランス 経由で高単価の仕事を受注しています。 

レバテックフリーランスの情報

拠点: 東京、大阪
案件: 東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、シンガポール、タイ、ベトナムなど

レバテックフリーランスのJava案件の月単価と傾向(2017/11/20時点のデータ)

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 月単価

Javaエンジニアの平均月単価は、全体の7割が60~70万円となっています。案件によっては80万円以上の高単価もあり、高いスキルが求められます。単価アップを目指すためには、DB周りの知見を深めたり、JavaScriptなど画面側のスキルを磨いたりすることが足がかりとなるでしょう。

(※平均単価はレバテックフリーランスの案件における上限単価を参考に算出しております。尚、超過作業による追加的な支払いを含んでおりませんので、実際の金額は上ぶれる可能性があります。)

*レバテックフリーランスより引用

 

レバテックフリーランスのJava案件の担当分野(2017/11/20時点のデータ)

レバテックフリーランスのJava案件

基幹業務システムとWEBオープンシステムといったSIer案件から、スマホアプリやソーシャルゲームまで幅広い案件があります。

 

ギークスジョブ

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次にギークスジョブ がオススメです。レバテックフリーランス にはない優良な案件を見逃さないように登録しておいたほうが良いです。

特に、中小のベンチャー企業に強みを持つため、継続的な開発や、開発以降の運用を担当できるような案件が多いです。これらのエージェントを併用することで、優良な案件の取りこぼしのないようにすると良いです。

ギークスジョブの情報

拠点:東京、大阪、名古屋、福岡
案件:東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島など

 

Midworks

Midworks

次にmidworks がオススメです。この会社はレバテックキャリア、ギークスジョブにはないスタートアップの案件が多いのが特徴です。単発の仕事で終わらせるのではなく、継続的な保守案件も狙っていきたいのであれば、登録しておいた方が良いです。

また、スタートアップなどの中小企業に強いエージェントを登録する理由は、レバテックキャリアやギークスジョブは優秀なフリーランスが多く使用しているので、競合となったときに稼働があぶれてしまうことがあります。その状況を回避するためにも登録しておきたいです。

拠点(案件):東京、神奈川、埼玉、千葉、関東(その他)

 

BITA 

bita

次にBITA がオススメです。この会社はレバテックキャリア、ギークスジョブにはないWEBサイト制作案件が多いのが特徴です。大手のエージェントに登録しているフリーランスと競合したときに稼働があぶれてしまうことがあります。その状況を回避するために、こちらも登録しておきたいです。

拠点(案件):東京、神奈川、埼玉、千葉、関東(その他)

 

ランサーズやクラウドワークスについて

ランサーズやクラウドワークスは、エンジニアを買い叩いている案件が多く本気でオススメしないですクラウドソーシングというアイデアは否定ませんが、エンジニアを買い叩いている案件が多く残念に思います。

フリーランスの友人との間でも、クラウドソーシングは危ないよねという見解で一致しています。戦略的にスキルを磨くことを目的とした小規模の開発であれば、検討してもいいですね。

 

将来的にはエージェントに依存しない働き方を目指す

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フリーランス初期は、エージェントを使う人は多いと思うが、エンジニアとしての単価を引き上げていくことを考えると、単発で終わる仕事をいかに直接契約を結んで保守契約に結んでいけるかが重要になってくる。そうすることで、エージェントに依存しなくてよくなるだろう。

 

まとめ

以上、フリーランスになることのメリット・デメリットについて述べてきたが、「自由な環境で年収アップ」というプラス面の広告に踊らされるのではなく、契約期間、単価の交渉、煩雑な事務手続き、法律的なリスクなどのマイナス面を踏まえて総合的に判断してから、フリーランスエンジニアを目指してほしい。

 

 

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