客先常駐SEの新入社員研修について【徹底解説】

2019年7月5日

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このページでは、

▶ 新卒で客先常駐SEになる人、
▶ 中途入社で未経験からSEに転職する人

に向けて、

▶ 社内で行われる新入社員研修

について、SIerで受けた研修をもとに書いてみたので参考にしてみてください。

新卒(新人)SE研修の前置き

同期とはすでに知り合い

まず、会社の新入社員の人数を説明しますと、親会社が20名(管理人はこっち)、子会社が3名ほどで研修を受けました。

研修前に、内定式だったり、内定前の研修を受けていたり、飲みに行ったりしたので、同期とは仲が良い状態でした

 

SEの研修期間について

研修期間は42日~5月中旬のGWが終わるまでが集合研修期間でありました。会社によっては、1ヶ月~2ヶ月ほどになると思います。

 

SEの研修内容

ざっくり分けると、「研修の流れ」、「ビジネスマナー研修」、「ビジネススキル研修」、「SEの研修」、「イベント」があります。それぞれについて、詳細を説明していきます。

研修の流れ

研修の流れ

 

朝礼

朝礼では、毎朝新人の中から2人ずつ前にたち、朝礼を仕切っていきました。今日の予定の確認であったり、日報の提出であったり、業務的なお知らせなどの連絡をしました。その後に、3分間スピーチといって、最近の出来事を話すこともありましたね。

 

メインの研修カリキュラム

朝礼が終わると、メインの研修が日々行われます。内容は後ほど記入しています。

 

終礼

朝礼と同様に、終礼が行われます。終礼のときに、添削された日報が返却されます。

 

日報の作成

会社の研修が終わると、日報を書くことが必要です。慣れない中で日報を書くと時間がとてもかかると思います。日報を書き終わるころには、夜の9時になっていることもありましたね。

 

SEのビジネスマナー研修

ビジネスマナー

まず、ビジネス研修では、ビジネスマナーをみっちり教わります。上場企業では、みっちり叩き込まれますね。SIerではお客様先に常駐することが多いためですね。ですので、新卒社員にビジネスマナーをみっちりと叩き込んで、客先に失礼のないようにすることが目的となっています。

敬語

仕事で使う敬語の研修があります。敬語については、尊敬語と謙譲語について、事前に勉強しておくと良いと思います。

 

メールの書き方・電話応対

敬語と合わせて、メール・電話応対の練習があります。社外の取引先と、社内の違う部署など、シチュエーションごとに研修をします。ここで注意をすることは、間違えて、全社宛にメールをしないことです。研修をしていたときにセキュリティ事故を起こした同期がいたので、同じ過ちをしないように注意して欲しいです。

 

名刺の受け渡し

ビジネスマナーの研修として、名刺の受け渡しの練習もあります。営業やプリセールスSEであれば、取引先と会う機会も多いため、この名刺の受け渡しは大事ですよね。基本は、お客さんの下から名刺をだすことを覚えておけば良いと思います。

 

SEのビジネススキル研修

ビジネススキル研修

次に、ビジネススキルの研修もある。主な内容は以下の通りだ。

議事録の書き方

次に、議事録の書き方について教わります。模擬で打ち合わせしている内容を、議事録にまとめます。初めは、うまく文章をまとめられないかもしれませんが、次第に書き方になれるとスピードもあがります。これから先、数十年に渡り、議事録は書き続けることになるので大事ですよね。

 

資料の作成とプレゼン研修

管理人が研修であった資料作成について説明をします。自分のオススメするものを、Power Point1枚にまとめて発表をします。各自プレゼンをして色んな意見を言い合っていました。

 

グループワーク

面接でのグループワークと同様に、研修でも課題を決めてグループワークに取り組みます。
このとき、意見が割れることもあると思いますが、意見を調整して進めていくと良いと思います。

 

就業規則の確認

ファイルに閉じられた、就業規則や賃金体系について説明があります。研修ではサラッと流す程度ですが、大事なことがたくさん書かれているので、時折読み返してみることをオススメします。

 

SEの研修

IT業界

 

データセンターのサーバー室の見学

システム系の会社の中には、自社にデータセンターを保有している所もあります。そういった場合、データセンターのサーバー室に入って見学します。特に、入室するときに、カードが複数枚必要だったり、サーバー室には監視カメラがあったり、厳重に警備されているのに気がつくと思います。

また、サーバー室は、客先常駐SE、社内SEでも、入室する機会は多いので今後出入りすることになるはずです。また、内部のクーラーと扇風機が回されているので、羽織るものがあると良いかもしれないですね。

 

部署見学

雰囲気を知ることができれば、仕事に入りやすくなるという意味で会社によっては、部署見学もあると思います。

 

ネットワーク研修

研修では、IPアドレスの仕組みだったり、パケットの仕組みだったりを習いましたね。また、Windowsのリモートデスクトップや、pingという機器同士の通信を確認するコマンドを使って、問題の切り分けをするという研修もあり、面白かったです。

*研修を担当した講師は社内の優秀なSEで、 誰もが知っている国家プロジェクトのネットワークを構築したSEでした。

 

SQL研修

DBの仕組みを、社内PCSQL ServerExpress)をインストールして、SQL文を書きました。
UPDATE INSERTDELETEなどのコマンドを打ち込んでSQL Serverの仕組みを勉強しました。
本に書いてあるようなことを、学習していきましたね。

 

ホームページの作成

HTMLの勉強として、自己紹介のページを作成しました。

 

プログラミング研修(マイコン)

メインのプログラミング研修として、マイコンでプログラミング基礎を勉強しました。機械に数字を打ち込んで、打ち込んだ数字と連動して機械が動くかテストをします。例えば、9、8,7、6、5、4、3、2、1、0と数字が変わり、0になったタイミングで、ブーッと鳴らすプログラミングをしました。

その過程でフローチャートを書いて、現場の社員の人にレビューをしてもらいましたね。こういったプログラミングがあるとは、知らなかったので、斬新でした。研修内容は、年によって変わっていて、後輩はC#Javaだったりの研修がありました。これは、会社の案件によって代わってくると思います。

 

SE新人研修のイベント

同期の飲み会

飲み会

新人研修の一番の思い出となるのは、飲み会ですね。金曜日の夜に同志で飲みに行きます。ここで、同期の絆を深めることになります。社会人になると、友人が作りにくくなりますが、この同期は友人を作る良い機会になります。

 

配属発表

研修も終わりにさしかかると、配属発表があります。大企業になると、大阪、名古屋、福岡など支店に配属される人もいます。このとき、仲が良い同期同士がの別の支店に配属されて、離れ離れになるのでドキドキすることになりますね。

管理人は、東京で働くことになりましたが、大阪に配属されることになった女の子は泣いていました。後から聞くと、あの日は飲みに誘ってほしかったそうです。こういうときは、泣いた女の子を飲みに誘ってみるとカッコいいかもしれないです。

 

研修修了と配属先の部長と面談

研修が終了するタイミングで、事業部長や部長と顔合わせをしました。その後、次回出社時の流れを教えてもらうことになります。それが終わると、社長や、各部の部長、新人が集まり、宴会が開催されましたね。

 

客先常駐SEの新入社員研修のまとめ

以上が、新人のSE研修の大まかな流れです。正直、研修で大事なことは仲間を作ることだと思います。正直、システム的な研修については、配属先で教わったり、独学でカバーできますが、同期との関係は、このタイミングでしか深められないので交流をがんばって欲しいです。

管理人も、研修で友だちになった同期とはお互い刺激し合える中になっています。繰り返しますが、研修はあっという間に終わってしまうので、11日を大事にして欲しいです。最後に、研修後は現場に入ることになるので、以下の記事を確認して働くイメージを付けてほしいです。

 

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