客先常駐SEを続ける8つのデメリットについて【徹底解説】

2018年4月16日

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このページでは、
 
▶ 客先常駐として将来働くことになる新人SE
▶ 現在、客先常駐として働いているSE
 
に向けて、

▶ 客先常駐SEを続ける8つのデメリット

 
について伝えていきます。
客先常駐として働いている方は、現在の状況を客観的に捉えてもらい、今後のキャリア設計に活かしてもらえればと思います。
 
 


客先常駐SEを続ける8つのデメリットについて(結論)

客先常駐SEとして働き続けるデメリットは、以下の8点です。
 
 ▶ 給料が上がらない
 ▶ 上流工程のスキルが身につかない
 ▶ 客先を転々として深い技術力が身につかない
 ▶ 勤務先が遠いと通勤時間が長くなり勉強できない
 ▶ 景気が悪くなると契約打ち切りとリストラがあり不安定
 ▶ 単純でつまらない仕事が多い
 ▶ うつ病になるリスクが高い
 ▶ 残業に意味があると勘違いしてしまう
 

これらのデメリットがあるため、客先常駐を辞めたいと思う人は1日も早く転職活動をした方が良いです。単純な雑用や検証作業が続くとスキルがつきません。今の職場で技術力をつけてから転職しようと思っていませんか?それでは遅いです。

同期が成長していく姿を指をくわえて待てますか?悔しいですよね?管理人は同じ検証作業を毎日する中で、同じ部署の同期が新しいプログラミング言語に挑戦している姿を見て、なんとも言えない悔しさで溢れました。部会で同期が作った新しいシステムの発表があった時は、泣きたくなりました。

この状況を打開するために、転職エージェントに相談したところ、帰ったらプログラミングの勉強をして転職でアピールできる作品を残すことをアドバイスをもらいました。そうして、Objective-Cを独学で勉強をしました。正直、楽じゃないです。帰ってきてから、寝るまで必死に限られた時間で勉強、休日も休みなく勉強をしました。夢にまでコードが出てきたこともあります。それでも、App Storeにリリースまで持って行き、その経験を面接でアピールをして転職をすることができました。

このように転職活動を始めて、エージェントと話すと将来のキャリアに必要なことが逆算で見えてきます。今すぐ転職できなくても、転職を見据えた動きができるようになり、必要な技術を取得して将来的に希望の仕事ができるようになります。

また、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

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まずはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値を知ることが大事です。
詳細は、以下のページを参考にしてみてください。

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それでは客先常駐として働くデメリットについて詳しく説明をしていきます。

 

客先常駐SEは給料が上がらない

SEの人月あたりの売上の話

給料が低い

 
まず、管理人は社内SE時代にオーダー管理システムで、客先常駐させているプロジェクトのオーダーを見ると、中堅の東証一部上場企業の某SIerの人月売上は、1人月60〜80万円のレンジに収まっていました。そのためオーダーにひもづく客先常駐社員の売り上げは、年間720万円〜960万円となるわけです。

この売上から、数十パーセントが経費にあてられ、それを差し引いた金額が給料としてもらえることになります。

客先常駐SEの給料が上がらないのは、この理屈があるからです。そのため、年収1千万円を稼ぐのは無理だとわかりますよね。会社がいくら売上を増やしたところで、客先常駐という人月ビジネスは、売上が固定されているので、昇給額についても年間数千円という微々たるものになります。給料を上げたいならば、より上流工程に関われる、1次受け案件の会社に転職するべきです

 

客先常駐SEは上流工程のスキルが身につかない

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難易度の高い上流工程の仕事に関われずスキルアップできない

客先常駐は局所的な仕事が多く、上流工程で必要なビジネススキルが身につかないです。例えば、新製品の開発で、常駐先のSEが外注先の協力会社と打ち合わせをすることがあったとします。

会議では、製品開発で必要なスケジュールの交渉や、人員配備の相談、納期遅れの対応方法、バグの発生と対策(優先順位付け)などについて話し合いがあります。

この会議は、プロパーが出席して、密度の濃い会議が繰り広げられますが、協力会社は会議に出たくても出ることができません。つまり、上流工程の仕事に携われないということです。

更にもう1つ具体例をあげると、ツールを開発するプログラミングの仕事を任されたとします。その仕事は、開発箇所もほぼ決まっていて、仕様通りに作ることが求められます。しかし、協力会社員には、どうしてそのツールを作るのか背景を十分に理解する機会もなく、言われたとおりに作ることだけが求められるわけです。
 
開発の背景を知ることで、別の実装案を提案する機会は、協力会社には求められなく、下流工程の製造(プログラミング)のスキルは身につくかもしれないが、要件定義、設計の上流工程のスキルを身につける機会はないわけです。
 
この状態で、30代後半や40代を迎えたとき、取り返しがつかない状態になってしまいますよね。そのため、以下のようなプロパーの仕事ができるよう転職を考えた方が良いです。
 
▶お客様へのシステム提案・要件定義・設計
▶協力会社の仕事をとりまとめてシステムを構築、納品
 
 
 

 

客先を転々として深い技術力が身につかない

引っ越し

 
客先常駐では、スポット的に客先常駐を転々と繰り返す人もいます。人間関係を築き、製品の技術が分かってきたと思ったら、また次の現場へ派遣されることがありますこの働き方が続くと、深い知識が身につかなくなり、転職でもアピールできる経験が身につかなくなるので注意したいです。

また、仕事自体もスキルが磨きにくいサーバー監視、テスター、ヘルプデスクを担当するときも注意してください。主な業務内容は以下の記事にまとめています。

 

 

職場を転々とする働き方は20代であれば、この働き方も若さで乗り越えられますが、30代、40代になるにつれて、しんどくなっていくはずです。

今頑張らないと、将来がもっとキツくなります。管理人が見てきた現実として、会社の現状を把握して文句を言いつつも、現状を打破しようと必死にもがいて、努力して転職をしていきますね。

※客先常駐SEが転職アピールする技術力を身につける例はこちら

 

 

客先常駐先が遠いと通勤時間が長くなり勉強できない

客先常駐先への通勤

仕事の中には、常駐先の勤務地が遠い案件を担当することもあります。例えば、「埼玉から神奈川」、「神奈川から千葉」といった、東京都を挟んで通勤するときは、通勤に片道2時間程度かかることもあります。往復であれば、1日4時間電車に乗っていることになりますよね。

通勤時間を短くするために常駐先の会社の近くに引っ越しても、短期間の案件ですぐに引っ越さないといけなくなったり、仮に引っ越しても次の常駐先への通勤時間が長くなることもあり、簡単に引っ越せません。

また、一人暮らしであればフットワークを軽くした引っ越しができますが、家族がいる場合、妻の勤務先の調整、子供の転校なども考えないといけないため、客先常駐を続けた場合、引っ越しが難しくなってきます。

通勤時間が長くなることの最大のデメリットは、1日の中で技術的な勉強をする時間がどうしても減ってしまい、スキルアップできる時間をなくしてしまうことです。たしかに電車内では技術書を読めますが自宅と比べると非効率なわけです。

技術者として勉強をしてスキルアップしていくことは、より高い年収を得るために必要なため、勤務地が定まった職場の方がエンジニアとキャリアアップしていくうえで有利になります。

 

 

景気が悪くなると契約打ち切りとリストラがある

リストラ

管理人が勤めていたSIerの決算情報を見ると、2007年から2008年にかけて、売り上げが、1/5減りました。2007年はリーマンショックが起こった年で、翌年は企業のIT投資が大幅に激減したためです。
そうして、その後、余剰人員のリストラと、大型リスク案件の受注が始まりました。

不況になると余剰人員のリストラがあり雇用が不安定となる

契約先からの打ち切りをされたら客先常駐社員は派遣元に戻り、次の仕事まで会社の中で待機することがあります。非常に肩身が狭い状況に置かれ、いつ肩たたきにあうか不安で一杯になります。このリスクがあることは、知っておいてほしいです。

そのため、景気に左右される客先常駐という働き方を続けるよりも、業績が安定しているユーザー系企業の社内SEとして働くことができると雇用が安定していきます。

 

大型リスク案件の受注

リーマンショック後、”溺れるものは藁をもつかむ“という状況が、大企業でも起き始めます。客先常駐で売り上げを上げられないならば、大型の受託案件を受注するしかなくなってきます。

多少赤字でも、待機人員を抱えておくよりはマシ」と経営層は考えます。そうなると、受注した仕事は難易度が高く、プロジェクトは失敗することがあります。管理人が勤めていた会社では、事業部が1つ消滅をして、多くの退職者と多額の損失が発生して、傷口を広げてしまうことになりました。この点(実話)からも、客先常駐の会社で働くのはリスクがあります

 

客先常駐SEは単純でつまらない仕事を担当することがある

歯車

客先常駐SEの現場は、常駐先の仕事が忙しいときに呼ばれることが多いです。このとき、プロパー社員が協力会社に依頼するのは、以下のような単純でつまらない作業がメインになります。

 

単純でつまらないプログラミング開発 

業務系システムの仕様もほとんど決まっていて、既存ソースをコピペで流用すればできてしまうプログラミング修正が仕事だったりするため、単調でつまらない仕事が多いです。

 

単調な製品検証はつまらなくて辛い

作成したテスト項目書をもとに、別の協力会社員が修正したプログラミングをひたすら検証をするだけです。テスト項目書自体もひな形があるので、誰でもできてしまうと感じるような仕事を長時間行います。短期間であれば大丈夫ですが、長期間となると、本当につまらなくて辛いと感じますよ。

 

技術力を上げたいSEが不満に思う仕事も多い

技術力を上げることができない作業客先常駐では任されることがあります。例えば製品マニュアルの作成ですね。こういった比較的、技術力よりも文章力が要求される仕事を依頼されるので、エンジニアとしての仕事がしたいと感じ、つまらないと不満を感じる人が多いです。
 

つまらない仕事を長期間続けるとうつ病になるリスクが高まる

客先常駐という働き方は上記に上げたとおりのため、誰にでもできるつまらない、作業を長期で続けると、自分を使い捨ての底辺のように感じて、最終的にうつ病になって退職してしまこともあります。また、プロパー社員と比べるとうつ病になる確率も高いですね。一度つまずいてしまうと立ち直るために、多くの時間がかかるため注意してください。

▶参考

 

残業を続けることに意味があると勘違いしてしまう

overwork

客先常駐で働く期間が長くなると、「会社の売上をあげるために、がんばって残業をしている自分は偉い」という思考がついてしまい、効率化を求める働き方ができなくなってしまいます。

これは、「自身の価値を残業で高めるという思考」になってしまい、そうやって客先常駐のSEとしてキャリアを終えてしまうのだろうと思います。向上心がないというよりも、環境が人を変える悪い例です。

エンジニアとしてキャリアを積んでいくのであれば、客先常駐から早く抜け出さないと、状況が悪くなっていくばかりと言えます。

 

まとめ

以上、客先常駐のデメリットを伝えてきたが、SEとしてのキャリアを続けていくのであれば、景気の良い今だからこそ、プロパーのSEとして早めに転職活動をすることをオススメします。次の記事では、客先常駐を続けた場合、将来起こりうる状況について詳しく記載しています。こちらも確認してみてください。

▶参考

 

また、転職を検討しているのであれば、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてください。

 

ステップアップ転職するためのエージェントの効率的な使い方

早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

IT業界専門(Web系・SIer)の転職エージェントは 

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の順にオススメです。

初めはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値と転職の流れを知ることが大事です。その後は、案件の多いエージェントで優良案件を探すことをオススメします。
また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

管理人厳選!転職エージェントおすすめ比較ランキング!

 

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