社内SEに転職すると地獄のデスマーチから解放される?

2019年7月5日

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このページでは、

▶ SIerのSEから社内SEへの転職を検討している人へ向けて、

▶ 社内SEの業務内容と仕事の忙しさ

についてユーザー系SIerの社内SEを担当していた経験から説明していきたい。

 

 

社内SEに転職すると激務から解放されるのか?

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結論

初めに結論から説明すると、社内SEの仕事に転職すると、毎月36協定の書類を書いていたような激務な環境から脱出することができる。その理由を以下の点から説明していく。

▶ 社内SEは年間スケジュールで動く
▶ 社内SEは業務の調整がしやすい
▶ 社内SEは業務の調整がしやすい理由
▶ 社内SEが忙しくなるとき

さっそく、説明をしていきたい。

 

社内SEは年間スケジュールで動く

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社内SEの仕事がどこから来るのかを説明する。まず、間接部門の役員、情報システム部の部長、総務部の部長、経理部の部長などが話し合い、数年単位、1年単位で開発する内容を決める

例えば、総務部で運用しているWindows Server 2000, Windows Server 2003の社内システムの仮想化に伴う新規システム構築を今年は優先するなど。そうして年間の計画と予算が割り当てられて、社内SEの仕事が始まる。

 

社内SEは業務の調整がしやすい

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年間のスケジュールをもとに仕事が進んでいくが、このスケジュールはまず守らないといけない。それ以外で作業が入ると、現場、総務部、経理部などから優先度の高いシステムの要望があった場合、関係部長同士が話し合い、スケジュールの調整を行う。

優先度の高いシステムの対応を着手する代わりに、他のシステムの対応が遅れることの了解をとる。客先常駐のSEであれば、仕様変更は要求するが納期の調整はしない。というどうしようもないスタンスで、疲弊していく者もいる。

 

 

社内SEは業務の調整がしやすい理由

社内SEは年間予算の中、決められた人員で回していくため、無茶な要求があれば、社内SEの退職が多くなる。このリスクを回避するために、無茶な要求が少ないのだと思う。ただし、以下の状況のときは、多少忙しくなっていく。

 

社内SEが忙しくなるとき

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社内SEが忙しくなるのは、主に以下のときだ。

 ▶ プロジェクト管理システムの新規開発
 ▶ 新規パッケージソフトの導入
 ▶ 月次処理のトラブル対応

それぞれの状況について説明する。

 

プロジェクト管理システムなどの新規社内システム開発

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大企業ではプロジェクト管理システムが企業活動の中心にある。このシステムを社内SEが自社開発するときは、激務であった。そうよくあることではないが、土日に出社することもあり忙しかったことを覚えている。

 

 

新規パッケージソフトの導入

ワークスアプリケーション

*ワークスアプリケーションズより

例えば、総務申請ソフト、経費申請ソフト、勤怠ソフトをリニューアルするときは忙しい。開発は、協力会社に頼んでいたが、受け入れの検証では、単体テスト、結合テスト、受け入れテスト、負荷テストなど、様々なテストをしなければいけない。検証項目も、1万件以上になることもある。

 

 

月次処理のトラブル対応

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総務部、経理部、人事部などと一緒に月の締め作業を行うが、月次バッチでエラーになると、社内システム側で、エラーの調査をしてほしいと依頼が来る。

エラーを解決できないときは、エラーを解決できるまで残って調査しないといけない。

 

上記にあるような状況でなければ、比較的予定通りに仕事を進めていくことができる。予定通りに作業を進めることができると、無理な残業をせずに帰宅できたり、計画的な有給休暇を取りやすくなる。

 

 

管理人が感じたデメリット

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スピード感をもって仕事を進めていきたい人にとって、激務ではない社内SEの仕事は少し退屈に思えるかもしれない。ただし、新規製品開発であったり、最新技術に明るい人もいたりする会社もあるので、最後は、部署の雰囲気で決まると思う。

 

社内SEになるとデスマーチから解放されるのか?(まとめ)

社内SEの仕事が激務ではない理由について説明してきた。まとめると、社内SEが楽な理由は、納期や業務量の調整がしやすいため、残業を少なく抑えたり、有給休暇を取りやすい環境にある。

ただし、サービスを企画・開発してきた人にとっては、退屈な仕事になってしまう可能性があるので注意してほしい。社内SEという選択肢を想像している人は、これまで説明してきた仕事内容をもう一度考えてみて、それでも挑戦してみたいと思うなら良い転職になるだろう。また、社内SEへの転職に興味があれば、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてほしい。

 

社内SEに転職するためのエージェントの効率的な使い方

社内SEの転職活動は、帰宅後や休日がメインとなるので費やせる時間は限られていますので、短期集中で効率的に行いたいです。

早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

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Posted by yaemon