プログラミングスクールが教えないIT勉強会の賢い選び方

2018年4月16日

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プログラミングスクールで勉強をしている人の中には、勉強会に行ってみたいというやる気はあるけど、どうやって選んだらいいか分からない人もいると思います。

そこで、このページでは、

▶ IT勉強会に行ってみたいけど、選び方がわからないエンジニア

に向けて、

▶ IT勉強会の3つの種類とメリット

に加えて、

 管理人が印象に残っている7つの勉強会

▶ 勉強会を主催する人たちの意図

を管理人の経験をもとに紹介していきます。

*失敗しないプログラミングスクールの選び方について知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。

 

 


IT勉強会の3つの種類について

IT勉強会は次のような種類があります。

▶ LT(ライトニングトーク)・セミナー形式
▶ もくも く会(技術勉強会)
▶ ハッカソン

それぞれ紹介していきます。

 

LT(ライトニングトーク)・セミナー形式

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初心者参加のハードル:★☆☆☆☆

セミナー形式のIT勉強会では、専門の技術に特化したスピーカー数名が、LT(ライトニングトーク)をします。

形式としては、PHP、Rubyの技術トレンド、iPhoneアプリ開発の技術トレンド、HTML + CSS3のトレンドなど、プログラミング言語単位の勉強会が多いです。更に細かいところになると、Firebase、Realm、Amazon AWSといったクラウドシステムやスマホデータベースの使い方についての勉強会まで行っているところもあります。

こういった技術の勉強会は、コミュニティーが形成されていて、各自持ち回りで運営されていますね。細かい技術的な話になると、その技術を使っている企業主催で勉強を行うことも。勉強会が終わった後は、懇親会という形で飲み会に行くこともあり、そこで技術的なトレンドを互いに話すことも多いです。

初心者にとっては、一番ハードルが低い勉強会ですね。特にWEBエンジニアになりたいが雰囲気を知りたいと考えているのであれば、積極的に参加したほうがいいです。

特に飲み会に参加をすると、業界に詳しい人がいるので、そういった人と仲良くなると就職活動でどこの企業がどういう技術を使っているかという詳しい情報を入手することができますね。

 

もくもく会(技術勉強会)

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初心者参加のハードル:★★☆☆☆

もくもく会では、企業やコミュニティーが主催して、ただひたすら自分の開発をするという、もくもく会と呼ばれるものがあります。数名〜十数名の小規模なもくもく会から、数十名〜百数十名までの大規模なものまでありますね。

大規模なもくもく会であれば、単純に作業をするという形で交流もあまりないためできるだけ避けた方が良いです。一方、小規模なもくもく会では、アットホームな雰囲気で作業ができます。小規模のもくもく会であれば、

▶今日やることの報告

▶もくもく開発

▶今日やったことの報告(反省点)

▶懇親会

といった順で作業が進んでいくのがほとんどですね。
それぞれ詳しく説明します。

今日やることの報告

作業前に、今日やることをみんなに報告をします。これはアウトプットに対する意識が高まり生産性をあげるためです。あとは、自己紹介ですね。また、他の参加者の作業予定を聞いて、どう実装するかを意識することで新しい視点を得ることもできますよね。

もくもく開発

もくもく開発では、シーンとした中で自分の世界に入って、ただひたすらに開発を進めていく。みんなが思い思いに自分の世界に入って作業を進めていきますが、非常に効率良く作業ができることにビックリします。中には家で作業をするときの数倍の効率に感じる人もいます。そういった中で、数時間作業を進めていきます。

今日やったことの報告(反省点)

作業の終わり30分前くらいになると、今日やったことの報告会になります。みんなからフィードバックを貰いたい人は、プレゼンをする人もいます。例えば、「このiPhoneアプリのプロトを今日作ってみたので意見をください」という形で改善点を教えてもらってすぐに修正していくようなバリバリ開発をするエンジニアの人もいます。ハングリーさが違うわけですよね。

初心者であれば、特に周りを気にせずに作業をすすめやすいし、ただ聞くだけの勉強会よりもアウトプットがあるのでオススメしますね。運営と仲良くなればつまずくところも教えてもらえますよ。

懇親会

もくもく会のあとに、懇親会を開くことも多いです。上記で書いたとおり、業界に詳しいエンジニアからいろんなアドバイスを貰えるため、初心者であれば懇親会は絶対に参加するべきです。

 

ハッカソン

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初心者参加のハードル:★★★★☆

ハッカソンは、グループで何かを作るという小さなプロジェクト形式のものがあり、本格的なグループワークを行うことが多いです。

例えば、企画でブレインストーミングをしてアイデア出しをしたり、実際に開発では得意分野ごとに分担を決めて決められた時間の中で共同で作業をします。最後にはグループごとにプレゼンをするという形ですね。

初心者にとってはハードルが高いと思いますが、いきなり飛び込んで洗礼を浴びるのもいいし、他の勉強会に行きつつスキルをあげてから行っても良いかと思います。そういった場所に飛び込んで試行錯誤するのは自身の成長につながりますよね。

IT勉強会の3つのメリットについて

IT勉強会の種類についてざっくりと説明をしてきたが、次に、IT勉強会に行くことのメリットを次の順番で3つ説明していきます。

▶ 集中して作業ができる
▶ 分からないところを質問できる
▶ 人脈が広がる

 

集中して作業ができる(刺激がもらえる)

プログラミングを一人で家で勉強をしていると、自分に甘い人は詰まった所があるとTwitterを見たり、気分転換をして時間をムダにしてしまうことがあると思います。管理人も恥ずかしいですけどそうですね。勉強会(もくもく会)では、みんな作業をしているため、自分に甘くするという環境ではないため、必死で作業をするようになりますね。自分に甘い人は環境のちからを借りるわけですよ。

マラソンに例えると1人で走るのはしんどいが、周りが走っていると自分もがんばって走ろうと思う人も多いですよね。

分からないところを質問できる

勉強会の良いところは、プログラミングで詰まっているときは、詳しい人に対応方法を教えてもらえることができます。もちろん、1から10まで教えてもらうというスタンスはよくないが、解決するためのヒントを教えてもらえたりするため、ここが初心者が勉強会に行くメリットですね。

繰り返しになるが、本を調べたり、Googleで検索すればすぐに分かるレベルの質問はしないほうがいいです。ここは、別の記事にまとめているので参考にしてもらえたらと思います。

▶参考

人脈が広がる

勉強会に参加して、飲み会も毎回いくようになると、エンジニアで交流する機会も多くなり人脈が広がっていきます。そうすると、気軽に不明な点を聞ける友人ができたり、困っているところをアドバイスをしたりといった仲になることができる。

人脈が広い友人は、こういった勉強会に積極的に参加してアプリのサービスを出している会社の人と仲良くなり、自社製品を開発するときのアドバイスをもらって成功する確率を高めていましたね。エンジニアはコミュニケーション能力は必要なんですよね。

こういった人脈を広げるポイントは、勉強会の運営の手伝いをするといいですね。集客であったり、飲み会の幹事をしたりといった点を考えて作業をしていけるといいと思います。

 

印象に残っている7つの勉強会

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次に、管理人が行った印象に残っている7つの勉強会について紹介します。ここの情報から、勉強会にいくときの目安にしてもらえたらと思います。

 

LT(ライトニングトーク)・セミナー形式

Facebook日本支社であったParseの勉強会

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ベンチャーで働いていたときに、ParseというMBaaS(Mobile Backend as a Service)というサーバーバックグラウンドの処理を代替してくれるサービスの勉強会がFacebook主催で開催されたことがありました。

Parseを使えるようになると、バック側のサーバーエンジニアの作業なしにフロント側のアプリ開発に専念できます。このParseの勉強会がFacebook日本支社で行われ、mixi、楽天、フリーランサー、スタートアップの経営者など様々な人が話を聞きに来ていました。

ここで嬉しかったことは、Facebook日本支社で話を聞けたということが個人的に嬉しくて、「The Socialnetwork」という映画をキッカケにITの世界に踏み込んで、Facebookがなければ今のエンジニアとしての生活もないなと考えると感慨深いものがあった。恐れ多くて、壁に何か書くということはできませんでしたが、次にいく機会があれば何か書きたいなと思います。オフィスは、作業しやすいような開放感があって、ポテトチップスや飲み物が無料だった点はさすがFacebookだなと感じました。

講義内容

講義内容については、Parseをどうスケールさせるかという外国の方が話をしていたことを覚えています。やはり、技術面、マーケット面での講義が中心でしたね。

 

懇親会

講義の後に、会議室内でケータリングのピザや寿司が用意されていて、びっくりするほど豪華でした。もちろんエンジニアの人はこの懇親会のときに、どうやってParseを使ってサービスをスケールさせるのかという視点でお互い話すことが多かったですね。

 

Tokyo Ruby会議

渋谷のホールを貸し切って、500名以上の人が参加をしてIT勉強会の中では、今までのLTの中で一番大きなものでした。Rubyにコミットしている5名の人がホールで講演をしていましたね。

 

講義内容

内容は、UI/UXに至る点から、その場で10分間でコーディングをするという実演も行われました。プレゼン資料の中でも覚えているのは、プレゼン資料でミサワの土下座の画像を使っていたのが会場で大爆笑で受けていたのが印象に残っています。

 

misawa*地獄のミサワより

懇親会

懇親会では、CookPad、Lancers、mixiで働いている人でRubyで開発をしている人たちと会話をしました。このときは、SIerで働いていたときだったので、SIerの悩みを、CookPadで働いている方に聞いてもらい、うれしかったです。さらに、Ruby界隈の特徴としては元気があっていいなとあらためて感じましたね。

 

iOSのデベロッパーの研究会

サイバーエージェントの入ったビルのVOYAGE GROUPで行われているiOSの勉強会iPhone関連のトレンドだったり受注している人が集まっていました。

 

講義内容

このiOSのデベロッパーの勉強会の特徴は、外国人が多いことです。講義であったり質問についても、全て英語でした。

LTについては、4名程の人が、最新のライブラリを使ってこういうアニメーションができるという説明をしたり、今、こういうWEBサービスをiOSアプリと一緒に開発をしている。というトレンドの話や、最新のiPhone、XCode、iOSの特徴について説明があって、iOSデベロッパーにとっては有意義な勉強会だなと感じました。

 

懇親会

懇親会の雰囲気はみなワイワイと楽しんで、Rubyとは違ってグローバルな感じがしました。そこでは、フリーランサーの人と話をして今作っているアプリについての話をしたり、フリーランサーになるにあたって、注意することの話をしました。そこで、こういうのを今作ってるんだよと見せてもらって、実装方法について聞くと、色々勉強になりましたね。

それから、この勉強会は昔からあるらしく、iPhoneアプリが勢いがあったときはゴールドラッシュだったそうで、お金の匂いがプンプンしていたらしいです。そういう話を聞くともっと早く作っておけばとよく思っていました。仮想通貨と似ていますよね。

 

 

もくもく会(技術勉強会)

iOSのもくもく会

作業内容

秋葉原で行われた大規模なもくもく会。社会人3年目のSIer時代に行ってみました。当時は、iOSの本を写景するだけでした。

もくもく会で思い出に残っているのは、帰りのエレベーターで、日本IBMを社会人2年目で退職してフリーランサーになったひとと話しました。意識がとても高い方で、「日本IBMは恐竜化している、周りが東京大学、慶応大学でできるやつらだけど、おれはプログラミングができなくて、ペコペコするタイプじゃない。辞めて見返してやる。今日は、コミュニティーのリーダーにあまり質問できなかった。勿体なかった。」とハングリーに話す姿は見習わないとなと思いましたね。

懇親会

特になし

 

Tokyo Otaku modeの安宅さん主催のもくもく会(パパパパ開発合宿)

ボケてのハロさんだったり、他の会社のエンジニアなどがいた。それぞれ思い思いに作業をしたり、ホワイトボードの前ではサービスの展開方法について議論をしていました。会社の垣根を超えてサービスの開発について議論している姿は熱く感じました。

懇親会
なし

 

▶参考:ボケての画像

bokete

 

▶参考:Tokyo Otaku Modeの安宅さんのブログ

>>>パパパパ インターネットは僕の嫁。Webサービスについて色々書いていきます。Realmの勉強会

 

Realmの勉強会

作業内容

Realmについて興味があったので、Realmのつかいかたの技術勉強会に参加しました。そこにはDeNAやChatworkのエンジニアもいて、エンジニアの勉強会という感じでした。もくもく会のときには、簡単なTo Doアプリを作ってみました。初心者は、こういった技術の導入の勉強会に参加するといいと思います。

 

懇親会
なし

 

管理人が行っておけばよかったと思うビットコインの勉強会

今、仮想通貨の値段が急激に上がっているのは知っていると思います。2014年ごろに、ビットコインの技術勉強会があったので、その勉強会に参加できていれば、今の波に乗れていたのかなと思うと反省ですね。

価格も3〜8万円ほどのころ。今は200万円前後なので、当時投資していればと思います。誘ってくれた人はマーケティングでいうイノベーターなので、そういった情報に敏感なのだと感じます。

 

 

IT勉強会を主催する人たちの意図

IT-benkyoukai-reason

IT勉強会を主催する人たちの背景について説明していきたいと思います。

 

会社の技術ブランドを作り、取引先(人脈)を広げる

会社主催で技術の勉強会をするのは、取引先を広げるためという背景もあります。
あの技術に強い会社というイメージがあれば、人伝えで仕事を受注することもできますしね。

そのため、会社のブランドを挙げて未来への投資とでもいえるのかもしれないです。
実際に、技術的な勉強会では電通や博報堂の方と名刺交換をしたことがあるので、新しい何かを仕掛けたいという人もいることを考えておくと良いです。

 

優秀な人材を採用をする

次に、勉強会では優秀な人材を採用するという目的で開催することもあります。スタートアップであれば優秀な大学生も貴重な戦力になりうるので、勉強会は貴重な採用の入り口だと考えています。プレゼンの最後に、一緒に働く仲間を募集しているという形で終わるのは大抵そういう意図がありますよね。

 

IT勉強会の注意点

持っていくとよいものは、「電源TAP」と「技術に対する熱い気持ち」です。あとは、遅刻すると運営に迷惑がかかることがあるため注意をしたほうがよいです。勉強会ははじめからいたほうが効率も良いですね。

参加するにあたっては、Webサービスのconnpassという勉強会のサービスが使われているので興味がある人が使ってみるといいと思います。

 

まとめ

プログラミング初心者に向けて、IT勉強会について説明をしてきたが、技術力を向上させるという熱い思いをもっていれば全然大丈夫です。不安に思うこともあるかもしれないが、勉強会へ一歩を踏み出して人脈を広げたり、刺激し合える仲間をつくってキャリアアップに活かしてもらえたらと思います。

 

 

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