客先常駐SEから社内SEに転職するには?

2019年7月5日

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このページでは、

▶ 客先常駐SEとして働いている人

に向けて、

▶ 社内SEに転職するための具体的な戦略

についてまとめている。将来、社内SEへの転職を検討しているのであれば、確認してほしい。

客先常駐SEから社内SEへ転職する方法(結論)

まず、客先常駐から社内SEに転職するには、年齢やスキルにより、アプローチの仕方が異なるため、状況にあった転職方法を提案していく。

▶ キャリア1〜2年目の20代の新人

▶ キャリア3〜5年目の若手SE

▶ キャリア6〜9年目の中堅SE

▶ キャリア10年目以上のベテランSE

▶ 社内SEの仕事内容を知る

 

キャリア1〜2年目の20代の新人SE

新入社員

 

まず、キャリア1〜2年目ということで、4、5月にビジネスマナーの研修を受け、常駐先を1〜3件経験した段階で、仕事を必死に覚えているころだと思う。この段階では、社内SEに転職する方法は以下の3つのアプローチがある。

 

転職活動をスタートする

転職活動のスタート

キャリア1年目であれば、第2新卒や新卒に近い形で転職をすることができる。企業の中には、社風に染まっていない若手をじっくり教育していきたいと考えている会社は多い。

そのため、大学生活も含めてアピールできる実績があれば、業務的な実績がなくても新人を求めている企業から内定をもらえる可能性は極めて高い。

若いという強みを活かして、すぐに動き出したほうが内定をもらえる可能性も高い。そのため、転職活動をドンドン受けていくべきである。

 

 

業務系アプリケーションもしくはネットワーク構築系のプロジェクトに携わる

syanai-network

次に、転職活動を進めつつも、できるだけ実績をつけることができる仕事に携わるべきだ。

社内SEとは関係のないプロジェクトよりも、より社内SEの業務に関連する仕事に就けると有利になる。

例えば、勤怠システム、経費精算システム、会計システムなど、社内SEが使うシステム開発に携わることができるとアピールもしやすい。派遣元との面談では、プロジェクト変更の要望を出来る限りしていくべきだ。

 

情報処理技術者試験の資格をとる

study

SEとして資格をとれば、アピールできる武器が増えるため、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験など、スキルを積み重ねることができる資格を取ることをオススメする。

 

キャリア3〜5年目の20代の若手SE

若手SE

キャリア3〜5年目であれば、業務に慣れてきたころだ。部署によっては、後輩の育成に関わることになり、会社の立場からいうと、教育が終わり売上に貢献し始める頃になる。今の段階では、キャリアを描いている最中であるだろうが、社内SEに転職する方法は以下の3つのアプローチがある。

 

転職活動をスタートする

キャリア3〜5年目であれば、まだ若手社員のポジションとして中途入社で転職することができる。

採用する会社側の立場を考えると、教育コストがない状態で優秀なSEを採用するチャンスなので、転職しやすい時期といえる。

 

業務系アプリケーションもしくはネットワーク構築系のプロジェクトに携わる

アプリケーション構築

キャリア3〜5年目となると、後輩の育成や、中にはチームリーダーとしてチームをまとめるポジションにいる人も中にはいるだろう。転職では、プレイヤーとしてだけではなく、後輩育成も踏まえた話ができるので、その点をアピールすると良い

また、業務についても、できるだけ社内SEの業務に近いプロジェクトに配置してもらえるように要望を伝えるべきだ。ただし、アピールできる実績があるならば、こだわる必要もない。

 

情報処理技術者試験の資格をとる

資格の勉強

こちらも繰り返しになるが、SEとして資格をとれば、アピールできる武器が増えるため、応用情報技術者試験、システムアーキテクト、ネットワークエンジニアなど、スキルを積み重ねることができる資格を取ることをオススメする。

 

キャリア6〜9年目の20代、30代の中堅SE

中堅社員

キャリア6〜9年目であれば、後輩の育成に関わる先輩であり、会社の中心となっていく年齢である。この段階から、社内SEへキャリアを変更するには、以下の3つのアプローチがある。

転職活動をスタートする

キャリア6〜9年目であれば、中堅社員のポジションとして中途入社で転職することができる。

採用する会社側の立場を考えると、こちらも教育コストがない状態で優秀なSEを採用するチャンスなので、転職しやすい時期といえる。

 

実績を作りアピールする

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キャリア6〜9年目となると、後輩の育成や、中にはチームリーダーとしてチームをまとめるポジションにいる。

今から社内SEに転職するための実績を作るのでは、多少時間がかかるため、現在の仕事の中でアピールできる仕事を積極的に取りに行くべきだ。

仕事の中で、システム開発、チームの育成、システムトラブル時の問題解決など様々な難しい課題があると思う。より高い年収を狙えるポジションの仕事を自分からつかみ取り、仕事をしていくと実績を作るアピールとなる。

 

情報処理技術者試験の資格をとる

study-for-syanaise

こちらも繰り返しになるが、SEとして資格をとれば、アピールできる武器が増えるため、システムアーキテクト、ネットワークエンジニアなど、スキルを積み重ねることができる資格を取ることをオススメする。

 

キャリア10年目以上の30代ベテランSE

ベテランエンジニア

キャリア10年目以上であれば、会社の中心となっていく年齢である。この段階から社内SEへキャリアを変更するには、以下のアプローチがある。

転職活動をスタートする

キャリア10年目であれば、将来の幹部社員、または幹部社員のポジションとして中途入社で転職することができる。

そのため、プロジェクトをまわした経験であったり、チーム育成のノウハウが溜まってきているはずだ。

この年代になると、アピールできる実績だけではなく、社内の雰囲気に合っているか、後輩と上手く折り合えることができるかなど、別の要素が増えてくる。プレイヤーとしてだけではなく、チームリーダーとしての立ち位置が求められてくることを意識しておきたい。

 

社内SEの仕事内容を知る

また、別の記事では、社内SEとして働くにあたり、仕事内容や業務量について記入しているので参考にしてほしい。

▶参考

 

 

まとめ

以上、客先常駐SEの状況によって、取るべきアプローチについて述べてきたが、社内SEのポジションは上流工程のSEが狙うポジションのため、社内SEになることは狭き門ではある。

だが、戦略的に、社内SEへ転職するための実績を積んでいけるよう工夫することで、転職しやすくなることを知っておいてほしい。また、社内SEへの転職に興味があれば、管理人がオススメする転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてほしい。

 

社内SEに転職するためのエージェントの効率的な使い方

社内SEの転職活動は、帰宅後や休日がメインとなるので費やせる時間は限られていますので、短期集中で効率的に行いたいです。

早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

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また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

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Posted by yaemon