客先常駐のサーバー監視は高いスキルがつかない2つの理由【徹底解説】

2018年4月16日

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こんにちは、SE Career NaviのYaemonです。

サーバー監視の仕事は、24H365日常時サーバー監視の作業が必要で、定期巡回でサーバーの目視監視をしたり、単純な作業が多く先々のキャリアを考えると進路について悩む方もいらっしゃるかと思います。

そこで、このページでは、

▶ 客先のSIerでサーバー監視を担当する予定のSE
▶ 実際にサーバー監視を担当しているSE

に向けて、

▶ サーバー監視の仕事は、技術が身につきにくいため、
  スキルアップができる仕事を目指したほうが良い

という理由について、社内SE時代に監視エンジニアの方と一緒に仕事をした経験から説明していきます。


サーバー監視の仕事内容について(結論)

客先常駐先のサーバー監視では、サーバーのシステム監視やトラブル時のシステムのオペレーションが必要になりますが、システムを開発する機会がなく、マニュアルに沿った単調な仕事が多く、スキルアップをして年収をあげることが難しいですキャリアを積んでいきたいのであれば、プログラマーや上流工程のSEなどの職種に変更できるよう転職活動をした方が良いです。

転職活動を始めてエージェントと話すと将来のキャリアに必要なことが逆算で見えてきます。今すぐ転職できなくても、キャリアアップを見据えた動きができるようになり、必要な技術を取得して将来的に希望の仕事ができるようになります。

 

また、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

IT業界専門(Web系・SIer)の転職エージェントは 

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案件数が多く異業種転職もできる大手転職エージェントは、

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まずはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値を知ることが大事です。
詳細は、以下のページを参考にしてみてください。

管理人厳選!転職エージェントおすすめ比較ランキング!

話が戻りますが、サーバー監視の仕事については、Amazon AWS や Microsoft Azureなど、企業のサーバーはクラウドに集約していっているため、サーバー監視の仕事は将来的に人が少なくなる可能性が高いです。

もし、エンジニアのキャリアを積んでいきたいと考えているのであれば、スキルアップができる仕事を目指した方が良いです。ただし、監視ツールのZabbixなど、監視業務を効率化するためのツールの使い方を学習できる機会があれば、監視ツールの使い方を習得したほうがエンジニアとしての価値は上がるため、そのスキルを習得してから転職した方がいいです。

 

また、テスターやヘルプデスクの仕事についても同様に記事にまとめているので確認してみてください。

 

 

サーバー監視エンジニアの仕事内容

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次に、サーバー監視エンジニアの業務内容を詳しく説明していきます。

 

サーバーの監視

サーバーの監視作業については、主に4つに分けられます。

巡回監視

この作業は、定期的にデータセンター内のサーバーが正常に稼働しているか巡回して確認をします。具体的には、サーバーの電源が落ちていないか、ハードディスクが故障していないかをランプの色で確認して、緑色であれば正常、オレンジ色であれば故障と判断します。

作業時間はデータセンターの広さにもよるが、1〜2時間程です。このとき、ミスを減らすために声を出して、指差し確認を行います。

ハードウェア監視

初期の監視設定項目に従って、ハードウェアの容量が指定値を超えた場合にアラートを送ります。具体的には、Cドライブの容量が80%以上を超えたらアラートを送るなどの対応があります。

*参考

アラートが送られた後のシステム側の対応としては、以下の作業があります。

 ▶ サーバー内にあるファイルをバックアップ用のNASサーバーに退避する。
 ▶ システムのログをNASサーバーに退避する。
 ▶ DB内のデータをメンテナンスをして容量を減らす。
 ▶ 過去に利用した不要なバックアップファイルを削除する。

死活監視

サーバーの死活監視を行い、サーバーからの応答がなかった場合にアラートを送ります。ツールの内部的な動きとしては、”ping IPアドレス -t” のコマンドをツールで送って、そのコマンドが帰ってこない場合にメールを送ります。

ネットワークのトラフィック監視

ネットワークのトラフィックを監視します。指定値以上のトラフィックが流れている場合は、アラートが送られてきます。特に、WindowsのUpdateがある日はトラフィックが多くなるため、Webブラウザの動きが重たくなります。この対策として、Windows Updateのモジュールを配信するWSUSサーバーを社内に設置している会社も多いです。

また、ネットワークのトラフィックが多い場合、サーバーのシステムバックアップができない場合があるため、バックアップができない原因を把握するためにも必要な作業です。

サーバー室の入退室監視

企業のサーバー室には、監視カメラが備えられていて、入退室と作業が監視されています。例えば、入室時に受け取った鍵とは違うラックの場所で何か作業をしていると、声をかけるようにルールが定められています。

システムトラブル検知時のエスカレーション

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次の作業を説明します。監視エンジニアはシステムの異常メールを検知をしたら、定められたルールに従ってメールか電話でサーバーのシステム担当者、システム副担当者などに連絡をします。このとき、正月であったり真夜中であっても連絡をすることになるので大変です。

連絡を受けたシステム担当者は、トラブルの内容から緊急度を判断して、対応をどうするか検討することになります。契約内容によっては、監視エンジニアにオペレーションを頼むことになります。

 

システムトラブル対応のオペレーション

契約にもよりますが、システムトラブル時は監視エンジニアによるオペレーションを行います。よくあるパターンとして、サーバーが古いためシステムがハングアップしてしまうことがあります。そのときは、サーバーの強制再起動をしたり、手順書に従ってLinuxのコマンドを入力したりといった作業をすることが多いです。

 

その他事務作業

サーバーの監視以外にも担当する作業を紹介します。

サーバーの監視抑止の対応

システムのメンテナンスを行うときは、サーバーの再起動をすることがあるため、システムのメンテナンスではサーバーの死活監視を解除する必要があります。そのため、システム担当者は担当の窓口へ監視抑止の依頼を送ります。

サーバー室の入退室管理

サーバー室へ担当者が入室するときは、監視エンジニアの担当者がラックの鍵を渡して入退室を管理します。システムで鍵の受け渡しを管理したり、指定の台帳に手書きで記入するなどの作業となります。

身につけることができるスキル

次に、サーバー監視エンジニアが身につけることができるスキルを2つ紹介しますが、高い年収を狙えるスキルではないことを頭に入れてほしいです。

LinuxやWindowsのコンピューターサイエンスの知識

監視するサーバーは、LinuxやWindowsのサーバーがメインとなり、手順書に従って操作をするため、OSの内部的な動きであったり、コマンドといったコンピューターサイエンスの知識が身につきます。

サーバーの運用スキル

次に、サーバーの障害対応時の切り分け作業をしたり、Zabbixというサーバー監視ツールの対応方法も把握できるようになるため、サーバーの運用スキルが上がります。

 

サーバー監視エンジニアのメリット・デメリット

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メリット

未経験者でも作業がしやすい

作業内容も手順書があるため、IT業界未経験の初心者にとっては、入り口の仕事としては非常に有意義です。手順書に沿って作業ができれば、最低限の仕事の水準は満たせると思います。

給料が高い

サーバーの監視は、24H365日で対応している会社もあり、深夜手当で給料が高いです。勤務自体はシフト制ですので、夜勤時の時給が25%増しになります。夜勤が重なった月は手取りが多くなるため、お金が必要な人にとっては嬉しいと思います。

 

デメリット

長期休暇が取りにくい

サーバー監視エンジニアは少ない人数でシフトを回しているため、まとまった長期休暇がSEの仕事の中でも特に取りにくいです。

夜勤は年をとったときに体力的にキツくなる

日勤と夜勤がランダムでくることがあるため、生活のリズムが崩れやすく健康に悪いです。若いときなら耐えられますが、年を取ってくると体力的にキツい仕事になります。

給料が伸びない

この作業は、比較的作業が自動化できるところは、自動化されているため、残りの作業は手順書による単純作業といった点が多いです。そのため、スキルがあがって高い年収が狙える難易度の高いスキルは身につきにくいです。

20代であれば、夜勤があるため他の人と比較しても高い年収だと思うかもしれませんが、30代、40代になったときに、立場が逆転して焦ることになります。

将来仕事がなくなるおそれがある

世界的な技術のトレンドとして、Amazon AWSやMicrosoft Azureなどのサービスが広がり、企業が大手クラウドサービスを利用する流れがあります。

その中で、サーバー監視エンジニアという仕事は、間違いなく減っていく流れです。そのため、将来的に、クラウド化による人員削減の対象となり、他の会社に転職しても時給が下がるおそれがあります。今の技術的なトレンドや企業の動きを見ていると、自然にこういう結論になるはずです。

 

まとめ

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以上、サーバー監視エンジニアの仕事内容について説明してきましたが、この仕事は単調な作業が多く、高いスキルを身につけることができないため高年収を狙えません。また、現在企業のクラウド化が進んでいるため、将来的に需要が少なくなる仕事となり、時給も下がると考えられます。

仕事を続けるのであれば、リスクを把握しておき最悪の事態に備えておいたほうがよいです。もし、テスターからのステップアップ転職を検討しているのであれば、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてほしいです。

 

ステップアップ転職するためのエージェントの効率的な使い方

早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

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初めはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値と転職の流れを知ることが大事です。その後は、案件の多いエージェントで優良案件を探すことをオススメします。
また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

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