【2020年版 最新情報】プログラミングスクールの比較と選び方まとめ
① DMM WEBCAMP
⇒ 首都圏拠点のエンジニア志望におすすめ
② TECH::EXPERT
⇒ 首都圏・関西圏・名古屋・福岡拠点のエンジニア志望におすすめ
③ TechAcademy
⇒ 未経験から効率よくプログラミングを学んでキャリアに活かしたい社会人におすすめ
こんにちは、フリーランスエンジニアのYaemonです。
プログラミングスクールを真剣に選んでいる方の中には、
・プログラミングスクールを使って、ちゃんと就職ができるの?
・プログラミングスクールは通学型・オンライン型どちらを選べばいいの?
・プログラミング言語はRuby、Java、Swiftなど色々あるけど、結局どれを選べばいいの?
などと不安ですよね?
管理人もフリーランスエンジニア(プログラマー)なので悩むところはわかります。
そこで、このページでは、
▶プログラミングスクール選びに悩んでいる人
に向けて、
▶ 失敗しないプログラミングスクールの選び方
について、SIerとスタートアップで働いたことのあるフリーランスエンジニアの管理人が初心者の方にもわかりやすくまとめています。
プログラミングスクールの選び方(結論)
まず、「プログラミングスクールに行かなくても独学でプログラミングを習得できるのでは!?」と考えている人もいるかもしれませんが、問題の解決に時間がかかったり、解決できなくて挫折したりするのでプログラミングスクールの方が良いです。
また、プログラミングスクールを選ぶにあたり次の2点がポイントになります。
▶IT業界でWeb系 or SIerのエンジニア、どっちで活躍したい?
▶通学型 or オンラインスクール型か?
選び方は後ほど説明しますが、初心者の人にはプログラミングスクールDMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)(Web系エンジニアの通学型)を1番にオススメします。
DMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)の無料授業を受けてみる
Web系とSIerのエンジニア、どっちで活躍したい?
*管理人がFacebook日本支社で撮った写真
IT業界未経験者でWeb系・SIerのどちらで働きたいのか?
考えてみてください。
…
……
………
日本のIT業界は、Web系とSIerでは働き方が大きく違います。
どういう進路に進みたいのか決めずに、プログラミングスクールで勉強して、就職まで決まり、いざ働いてみたときに、理想と現実が違うというケースも多いです。そうなると、また転職活動を1から始めないといけなくなりますよね。場合によってはスキルの再習得が必要になります。
そこで、まずはWEB系・SIer業界の特徴と選び方について紹介をしていきます。
WEB系・SIer業界の特徴と選び方
WEB系・SIer業界の特徴と違い
他のプログラミングスクールをオススメしているサイトでは、「SIer=悪」、「Web系=正義」のように書いていますが、SIerのdisが激しくて幼稚に感じます。両方経験している管理人がざっくり説明すると、
- Web系:ユーザーのためにサービスを開発すること(B to C)
⇒ 例)Ameba TV、ニコニコ動画、ツイキャスなど
*もちろん、Web系はB to Bの受託開発もある
- SIer:ビジネスを円滑に進めるためのシステムを開発すること(B to B)
⇒ 例)銀行の勘定システム、プロジェクト管理システム、勤怠管理システムなど
という感じです。
SIerよりもWEB系の業界をオススメする理由
SIerが「悪」という点を掘り下げると、
- 労働集約的な作業でスキルが身につかない
という点です。特に客先常駐という働き方になると、任せられる作業もスキルが身につきにくい下流工程の作業が多く単価も安いプロジェクトが多いです。数年間似たような作業をしてスキルが身につかない人も少なくないです。
というわけで、スキルの幅・将来の貰える年収をあげるという点で、
- Web系の会社にプログラマーとして就職(転職)
⇒フリーランスエンジニアとして独立
という流れを目指します。そのために、Webエンジニアのプログラミングスクールを選びます。
ちなみに管理人のキャリアは、
- 客先常駐SE(Fグループの独立系SIer)
⇒社内SE(ユーザー系SIer)
⇒フロントエンジニア(ベンチャー)
⇒フリーランスエンジニア
という流れを歩んできましたが、Web系エンジニアのキャリアの方がスキルと年収という点でやりがいがあります。
例えば、とあるウェアラブル端末のサービスでiPhoneアプリ部分の開発をしたときに、そのアプリがNHKのニュースで紹介されたことがありました。
そのときは、「自分の技術力が世の中に貢献できた!」とテレビを見たときが鳥肌が立って泣きましたね。「今まで辛いこともたくさんあったけど、プログラマーになって良かった!」と感じましたね。報酬も1ヶ月で70万円程頂きました。
プログラミングスクールの選び方
次にプログラミングスクール(通学型・オンライン)の具体的な選び方・メリット・デメリットの説明をしていきます。
通学型プログラミングスクールの選び方
まず先に管理人がオススメする通学型プログラミングスクールのを先に説明すると、
- WEB系エンジニアとして働きたいのであればDMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO) or TECH::EXPERT
(ほぼ同様のサービスを提供、無料体験の雰囲気で決める) - SIerとして働きたいのであれば ProEngineer(プログラマカレッジ)
- WEB系・SIerのどちらで行くか決まっていないのであればDMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)
の順番です。
この理由について、
- 通学型プログラミングスクールのメリット・デメリット
- 上記で紹介したオススメのプログラミングスクールの特徴
とあわせて、これから説明します。
通学型プログラミングスクールのメリット(3つ)
カリキュラムが決められている
プログラミングスクールは独学とはちがい、カリキュラムが決められているため、自分で時間割を作らなくてよいです。就職に必要なレベルへ達成するためのカリキュラムが設定されています。
超重要な点を話しますと、未経験者が挫折してしまうのは適切な課題を設定できないからです。それは本を読んで例題をこなすだけだと実力がつかないわけです。プログラマーのアルバイトに行くとレベルが高すぎることを要求されて挫折してしまうことがあります。
プログラミングスクールであれば、自分のレベルの少し上の課題が常に設定されるからスキルが身につきやすいです。
悩んでいる箇所をフォローしてもらえる(モチベーション管理)
次に、プログラミングを学んでいく上で、ネックになるのがつまずいたときにどう解決するかです。初心者であれば、
- 環境構築で詰まってしまった…どうした良いの?
- エラーが出ているが、何のエラーで止まっているか分からない…助けて…
と不明な点が出てくると作業を先へ進むことができずに諦めてしまうことがあると思います。
ですが、プログラミングスクールの講師は初心者がつまずくところを把握しており、徹底的にフォローをしてくれます。
この点が通学型のメリットがあって、対面だから気軽に質問しやすいともいえます。一人前のエンジニアとして成長するためにつまずくところを助けてもらえるのはありがたいですよね。
独学だと、問題を解決するためにかなりの時間と体力を使いますからね。同じところでずっと悩むのは時間がもったいないすが、通学型のプログラミングスクールなら聞いてすぐに解決できます。
一緒に講義を受講する仲間がいる
通勤型のプログラミングスクールの研修では、周りに一緒に勉強する仲間(ライバル)がいます。それだけでも挫折するリスクが減るため、初心者がプログラミングを勉強しやすいです。マラソンも1人でやるより、周りで人が走っている状況だと自分も走れますよね。
また、この下積み時代にできた友だちは将来も同じ業界で働く、刺激し合える良い関係を築けるのも良いと思います。一緒にがんばる仲間がいると心強いですよね。
通学型プログラミングスクールのデメリット(1つ)
通学型プログラミングスクールは
通学型プログラミングスクールは、平日午前9時〜午後6時まで時間が拘束されます。社会人はこの時間に通うことはできないですし、フリーターの方はその分平日にお金を稼ぐことができないところが欠点ですよね。
おすすめの通学型プログラミングスクールについて
次に通学型にオススメのプログラミングスクールを紹介します。WEB系エンジニアに進むことを決めている場合、初心者が成果を出しやすいRubyを使用するDMM WEBCAMP、 TECH:EXPERTから選ぶと良いです。あとは実際に面談をしてみて雰囲気があえば受講してみると良いです。
DMM.comの理念(マインド)も学べるDMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO)
WEB系エンジニアに決めている人は、DMM.comの理念も学べる DMM WEBCAMP(旧:WEBCAMP PRO) がオススメです。
DMM.comが2018年11月にWebCampを買収しました。このニュースを本サイトで紹介したところTwitterでDMM.comの村中最高執行責任者COOからコメントを頂いたので紹介します。
やりたいことは、プログラミングという技術を教えるのではなくて、何かを生み出す、もしくは生み出そうとチャレンジする人間を輩出することです
— 村中悠介 DMM.com (@muranaka_yusuke) 2018年11月22日
これを聞いてハッとしましたね。プログラミングスクールで技術を教えて終わりじゃなくて、「何かを生み出そうと挑戦する人間を輩出したい」という1つ上の次元で考えているんですよね。これは有名企業のDMM.comグループの考え方(理念)も勿論カリキュラムに反映されてくるはずだと考えています。
また、プログラミングスクールを決めるときは同様のサービスを提供する TECH::EXPERT もあるので両方体験してみて決めてみるといいです。価格は約30〜50万円ですが、就職ができないときは返金保証があるため安心です。
*Ruby on Railsのフレームワークは強力なので初心者でも転職できる作品ができます。ただし、WEBエンジニアは、他のWEBアプリ言語やスマホアプリ言語も使えないと厳しいので、プログラミングスクールでRubyを一通り勉強したら、PHP、Java、Swiftを勉強したほうが良いです。
Java・Linuxが学べる完全無料のProEngieer
次にオススメするのが、完全無料でプログラミング研修と就活サポートを受けられるエンジニアカレッジ です。完全無料で3ヶ月のJava研修 or 2ヶ月のLinux研修を受講して、その後に就活サポートとなります。また、就職活動ではWEB系とSIerの会社を選べます。
*完全無料ですが、就職前提の20代の方(千代田区への通学ができる方)が対象になるので注意をしてください。
詳細は以下のページを参考にしてください。
また、次のツイートはエンジニアカレッジで内定をGETされた方のツイートです。参考にしてみてください。
*参考:Twitterでエンジニアカレッジで内定をGETした方のツイート
未経験から内定頂くまでを、ざっくり振り返り☺️
8月➡︎プログラミングを知る
10月➡︎エンジニアカレッジ入学
1月➡︎一通り研修終了。チーム開発へ
2月➡︎チーム開発しながら、就活へ
3月➡︎内定頂く私の場合こんな感じでした。
いよいよ5月から働き出します💪#エンジニアカレッジ #転職— まゆ*フツーのOL(29) (@mayuowl) 2018年3月27日
コメントありがとうございます😊
ゆくゆくはフリーランスになりたいので、とにかく《スキルアップできそうな所》を選んでました!会社の大小は気にしなかったです。むしろベンチャー良いなぁと思っていました。
あと、SESではなくweb系に挑戦しました☺️— まゆ*フツーのOL(29) (@mayuowl) 2018年3月27日
オンラインプログラミングスクールの選び方
- WEB系エンジニアとして転職したいのであれば TECH::EXPERT(オンライン型)
- 基礎がある程度できた初心者が中級者へステップアップ・面接でアピールできるオリジナルの作品を作りたい人は TechAcademy
- 初心者の中の初心者が、効率的にプログラミングの基礎を学びたい人は CodeCamp
をオススメします。次にメリット・デメリットを説明します。
オンラインプログラミングスクールのメリット(2つ)
遠方に住んでいるため、都会の学校に通えないという人の選択肢としてリモート型のプログラミングスクールのメリットは2つです。
どこでも講義を受けることができる
まず、リモート型のプログラミングスクールの最大のメリットは遠方からでもサービスを受けられる点です。地理的な制約がなくなりますよね。
柔軟にスケジュール管理ができる
柔軟にスケジュール管理ができるという点でもメリットがあります。忙しい会社員の人は通学できないので、オンラインプログラミングスクールがあると便利ですよね。
オンラインプログラミングスクールのデメリット(1つ)
モチベーション管理がむずかしい
初心者にとって、オンラインスクールはモチベーション管理が非常にむずかしいです。分かりやすく説明をすると、受験勉強で進研ゼミ・Z会は続けるのは難しいですよね?管理人は続けるのが難しくて結局塾を利用しました。
ちなみに、このデメリットを解決する手段として、各プログラミングスクールでは定期的なカウンセリングを利用できます。オンラインスクールを始める前に、モチベーションが下がった時にモチベーションをあげる仕組みを把握しておくと大丈夫です。
次に、オススメのオンラインプログラミングスクールを紹介していきます。
おすすめのリモート型プログラミングスクールについて
WEB系向けのオンラインスクールは3つあるので、状況により選ぶといいです。
プログラミングの基礎を学びたい初心者はCodeCamp
初心者でプログラミングの基礎を最速で学びたいという方はプログラミングのオンラインスクールのCodeCamp です。1ヶ月〜6ヶ月あるので、今の状況から逆算して必要な講義を受講することができます。オンラインで25〜40万円の費用で、Java(WEBアプリ)、PHP、Ruby、Swift、Java(Android)などのプログラミング言語を選べます。こちらは、オンラインスクールとなるため、通学ができない場合の選択肢としてほしいです。
プログラミング中級者にステップアップしたい初心者はTechAcademy
Progateやドットインストール、N予備校を一通り勉強したけど、次に何をすれば良いかわからないという方はTechAcademyがコスパがいいです。特に、オリジナルアプリを開発することを目標としているため、成果を残して、初級者から中級者にステップアップできます。このときの成果をもとに、WEBプログラマに転職しやすくなります。
最短でWEBプログラマに転職したい初心者はTECH::EXPERT
Rubyを学べるTECH::EXPERT では30万円のオンラインコースで通学型と同じカリキュラムを4ヶ月間で学べます。
SIerに転職したい人におすすめのプログラミングスクールについて
ProEngineer(プログラマカレッジ・エンジニアカレッジ)
SIerとWEB系に決めきれていない人は完全無料のプログラミングスクールの ProEngineer(プログラマカレッジ)を利用したほうが良いです。
IT研修を受ける前と受けた後に進路を考えると思いますが、研修が終わった時点で、SIerかWEB系のどっちに行くかを判断することができることが特徴ですよね。他のDMM WEBCAMPを選ぶと道はWEBプログラマーの道しかなくなります。
研修は、受講期間は2ヶ月を1つのスパンとして受講期間が設定され、以降は就職先を斡旋してもらえます。また、提携企業からの援助があるため、完全無料でプログラミングの研修と就職支援を受けることができます。
カリキュラムは、Java研修コースとLinux研修コースの2つがあり、有料でも行く価値があると感じています。管理人が選ぶならJava研修コースです。
というのも、このJavaを学ぶときに、クラス、インスタンス、オブジェクトなどの未経験者が一番はまりやすいプログラミングのオブジェクト指向の概念を学ぶことができ、未経験者がつまずくところを徹底的にフォローしてもらえます。この未経験者が一番ハマりやすいところを教えてもらえるというのは羨ましいですね。管理人はSIerの研修でつまりましたね。
Javaは独学だとしんどくて挫折するので初心者には不向きだが、集中して教えてもらえるので、初心者でも全然取り組めるプログラミング言語だと思います。
管理人がJavaで開発をしていた話をすると、社内SE時代に、Java + Struts(フレームワーク)でシステム開発をしていましたが、Javaができると、他のC#、.NET、Ruby、JavaScript、Objective-Cなどオブジェクト指向の言語を扱えるようになります。基本は同じなんですよね。変数の処理・配列・クラスの使い方・ループ処理ができると大丈夫です。
あとは、Javaができると幅が広がるという話をすると、Javaができるようになると、業務系、WEB系どちらでも将来仕事につけるようになります。実際にサイバーの子会社で働いていた友人は、Java + StrutsのWEBアプリ(ゲーム)を開発していましたね。
Linux研修コースでは、サーバーの構築作業をメインで学習します。Linuxサーバーでの構築作業ができると、SIerであればデータセンターでのサーバー構築の案件・WEB系であればバックエンドエンジニアとしてのサーバーの構築作業に携わることができます。サーバー構築の案件数はSIerの案件が多いですね。
プログラミングスクールの費用と受講スタイルの考え方
プログラミングスクールの費用について
プログラミングスクールを選ぶにあたり、費用はある程度のコストは必要だと考えて欲しいです。つまり、プロフェッショナルになるために必要な費用というわけですね。
例えば、公認会計士試験であればTACだと70〜80万円はかかります。高年収を得るために、その分コストをかけて、勝負をしているわけです。今回紹介したプログラミングスクールは完全無料なところもありますが、時間を投資していると考えて欲しいです。
仮に、就職できるか心配な人も多いと思うが、プログラミングスクールを辞めることになっても、WEBプログラミングの考え方は、社会人生活の中で役に立つので、無駄になるわけではないため安心してほしいです。
プログラミングスクールは通学型が効率が良い
地方都市に住んでいないのであれば、リモートを選択するか、引っ越して勉強をするかが必要になります。就職を考えると、引っ越して勉強するのもありだと思います。通学型であると効率がリモート型よりも確実に上がり、稼ぎ始めるまでの時間を縮めることができるからですね。大学受験でも、駿台予備校の寮に住むという選択を、18才でしている人もいることを考えてみてください。
通学型のプログラミングスクールを受講できない場合は、リモートで応募すると良いです。このとき、挫折しないために、どう自分をコントロールしていくかは工夫をしてほしいです。オンラインプログラミングスクールの無料体験では、モチベーション管理の方法を確認しておくとよいです。
通学型プログラミングスクールの最大の特徴はモチベーション管理が簡単
繰り返しになりますが、通学型のプログラミングスクールは、周りに一緒に勉強する仲間がいるため、モチベーションの管理が簡単でカリキュラムを達成しやすいです。マラソンも1人でやるより、周りで人が走っている状況だと自分も走れますよね。
また、この下積み時代にできた友だちは将来も同じ業界で働く、刺激し合える良い関係を気づけるのも特徴だと思います。これから未経験者が新しい道を進んでいくときに、1人だと辛いですよね。一緒にがんばる仲間がいると心強いと思います。
オススメなプログラミングスクールと選び方(まとめ)
以上、プログラミングスクールの選び方を紹介してきましたが、重要な点をまとめると、
▶ 挫折しないために、プログラミングスクールは通学型にすること
▶ プログラミングスクールを決めるには、WEB系 or SIerの進路を決めること
が大事なので、プログラミングスクールを選ぶときはこの点に注意して選んでみてください。