客先常駐SEのメリットについて【徹底解説】
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こんにちは、元独立系SIer【 Fグループ 】で働いていたYaemonです。
SIerで客先常駐SEとして働いているSEの中には、
という方がいらっしゃるかと多います。
私も、客先常駐SEで働いていたときに、どんなメリットがあるのだろう?と考えていた時期がありました。
そこで、このページでは、
▶ 現在、客先常駐として働いているSE
▶ 客先常駐SEの9つのメリット
また、別記事の 客先常駐SEの8つのデメリットについて と合わせて確認してみてください。
客先常駐SEのメリットについてまとめてみた(結論)
まず、客先常駐のメリットは次の通りです。
▶ 文系の未経験者が入社しやすい
▶ 浅く広い知識を身につけることができる
▶ ビジネスマナーを身につけることができる
▶ 知り合いが増えて人脈が広がる
▶ 良い意味で責任がない
▶ 実績をあげると引き抜きがある
▶ 出会いがある
▶ 雑務が少ないため業務に集中できる
▶ プロパー社員と比べて残業が少ない
ですが、メリットを分かっていても客先常駐を辞めたいと思う人は1日も早く転職活動をした方が良いです。単純な雑用や検証作業が続くとスキルがつきません。今の職場で技術力をつけてから転職しようと思っていませんか?それでは遅いです。
同期が成長していく姿を指をくわえて待てますか?悔しいですよね?管理人は同じ検証作業を毎日する中で、同じ部署の同期が新しいプログラミング言語に挑戦している姿を見て、なんとも言えない悔しさで溢れました。部会で同期が作った新しいシステムの発表があった時は、泣きたくなりました。
この状況を打開するために、転職エージェントに相談したところ、帰ったらプログラミングの勉強をして転職でアピールできる作品を残すことをアドバイスをもらいました。そうして、Objective-Cを独学で勉強をしました。正直、楽じゃないです。帰ってきてから、寝るまで必死に限られた時間で勉強、休日も休みなく勉強をしました。夢にまでコードが出てきたこともあります。それでも、App Storeにリリースまで持って行き、その経験を面接でアピールをして転職をすることができました。
このように転職活動を始めて、エージェントと話すと将来のキャリアに必要なことが逆算で見えてきます。今すぐ転職できなくても、転職を見据えた動きができるようになり、必要な技術を取得して将来的に希望の仕事ができるようになります。
また、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。
IT業界専門(Web系・SIer)の転職エージェントは
▶レバテックキャリア
▶マイナビエージェント×IT ★オススメ
案件数が多く異業種転職もできる大手転職エージェントは、
▶マイナビエージェント(転職全般)
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▶DODAエージェントサービス
の順にオススメです。
まずはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値を知ることが大事です。
詳細は、以下のページを参考にしてみてください。
それでは、客先常駐のメリットについて、客先常駐を経験したことがある管理人が説明をしていきます。
文系の未経験者が入社しやすい
まず、文系の未経験者が入社しやすいのが客先常駐型の企業(独立系SIer)です。
2019年はIT人材不足と言われているため、文系の未経験者でもやる気があれば雇ってくれるIT企業は多いです。注意点として、初めは、データセンターの運用監視や、アプリケーションの検証や、マニュアル作成などの単純作業の仕事がある点です。
合わせて家に帰ってからシステムの勉強を重ねていけば、より高い年収と面白い仕事のある会社へ転職できます。そのため、未経験者は、ITエンジニアとしてのキャリアを客先常駐型の独立系SIerからスタートしていくことは良いかもしれません。
管理人の話をすると、大学時代は文系の経済学部で、システムについては詳しくありませんでしたが、運良く、大手の独立系SIerに入社することができました。入社後は1ヶ月間、ビジネスマナーの研修とシステムの基礎的な学習があり、その後現場へと配属され、客先常駐SEとして働くことになりましたね。
色んな会社の内部を知ることができる
客先常駐をしていく中で、数万人規模の大企業だったり、数百人規模の中規模の会社へ客先常駐することがあると思います。
その中で、会社内にある、会議室、机と椅子、食堂、ATM、お菓子コーナー、自動販売機などの福利厚生に触れることで、会社の内部を知ることができます。また、会社によって、面白い人が多かったり、堅実な人が多かったりするなど、独自の社風を知ることができるので、話のネタになったり、自身の勉強になったりもしますよね。
広い分野でITスキルを身につけることができる
客先常駐は、3ヶ月〜1年のスパンで、仕事先が変わることが多いです。求められるスキルは、常駐先によって変わるため、様々なスキルを広く身につけることができます。短い期間で深い知識までは身につけることができませんが、新人にとってはシステムスキルを身につける良い機会になります。
具体例
- Linuxのサーバー構築
- Java + Strutsによる業務システムの新規開発
- Wi-Fiルーターのネットワーク検証
- Windowsアプリケーションの検証
- Windowsサーバーのネットワーク構築
- データセンターでのサーバーラッキング作業
- 客先のデータセンターでサーバー構築
ビジネスマナーを身につけることができる
客先常駐のSEは、メールや文章の書き方、電話応対、敬語、名刺の受け渡し、セキュリティに関する注意点などのビジネスマナーは研修でみっちりと叩き込まれます。これは、ビジネスマナーができていないと客先で仕事ができないと判断されるためです。
知り合いが増えて人脈が広がる
色んな現場を経験していく中で、SEの知り合いがドンドン増えていきます。
将来、起業をするときに、一緒に何かできる人と出会えるかもしれません。
また、尊敬できる人に会って、成長を促進してくれる人に会えるかもしれません。
そんな機会が、客先常駐にはあります。この人脈を作ることは意識した方が良いですね。
良い意味で責任がない
障害が発生しているとき、システムとは関係のないプロパー社員も含めてその問題が解決するまで帰りづらいという現場があるかもしれません。この付き合い残業が、客先常駐では少ないです。契約に基づいて働いているため、プロパー社員もとやかく言うこともないですね。
特に、プロパー社員のマネジメント職を担当していた人が、またSEとして復帰するときに客先常駐の働き方を選択している人を多くみかけました。案件にもよりますが、復帰の受け皿として客先常駐があります。
実績をあげると引き抜きがある
これは、記事 客先常駐を心の底から辞めたいSEの転職戦略 の中でも以下の通りヘッドハンティングについて述べています。
SIer時代に幾度となく見てきた光景、それは、ヘッドハンティングだ。
自社製品開発に携わっていたときの部署の先輩は、
障害があれば、すぐに解決できるエンジニアとして一流だった。
その先輩は、もとは他の会社からうちの会社に常駐していたのだが、
とても優秀だったため、協力会社から引き抜いた形だ。分かりやすい優秀さで言うと、
高度情報処理技術者試験の資格を5つ以上持っていた。
部署で、こういうツールがあると便利だよね、と誰かが言うと、
サクッとバッチファイルやマクロを作ってしまうほどだ。このように技術力や能力が高いと感じさせるものがあれば、まず引き抜かれる。
つまり、能力が高ければ、声がかかってくるはずだと考えている。
客先常駐の数だけ出会いと恋愛のチャンスがある
これは、客先常駐先が変われば変わるほど、異性との出会いが増え、恋愛のチャンスがあります。
特に、女性の方は、常駐先の人と付き合って寿退社してしまうケースがあります。
管理人の経験でも、某有名自動車会社に客先常駐していた同期は、常駐先のプロパー社員と寿退社をしました。結婚後、彼女は夫の勤める会社へ転職していて、推定で年収100〜200万円アップしています。このケースは、非常に面白い転職方法で成り上がりですね。是非参考にしてみてください。
雑務が少ないため業務に集中できる
契約内容にもよるが、協力会社員は電話にとったり、雑務をしないといった契約になっていることもあり、与えられた業務に集中することができます。そのため、割り込みの作業が少ないため、計画通りに作業を進めることができます。
管理人がプロパーとして働いたときに、電話にとったり、コピー機のメンテナンスをしたり、上司からコピーやスキャンを頼まれたりしたときに、年下の協力会社員は黙々とコーディング作業をしていました。「契約だから仕方がないけど、ちょっとは手伝って欲しい。」と管理人は嘆いていましたね。
残業が少ない
客先常駐は、プロパー社員と比べて残業が少ない。これは間違いないです。協力会社員は残業を少なめに工数を見積もっているところが多いです。また、常駐先に「プレミアムフライデー」がある職場では、常駐先に合わせて帰宅することもあります。
まとめ
以上、客先常駐SEのメリットについてまとめたが、おさらいすると、最大のメリットは未経験者にとって幅広い知識を得ることができる点です。また、人脈や出会いなど副次的な効果が客先常駐では期待できます。
こういったメリットを差し引いても転職をしたい方のために、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてください。
ステップアップ転職するためのエージェントの効率的な使い方
早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。
IT業界専門(Web系・SIer)の転職エージェントは
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案件数が多く異業種転職もできる大手転職エージェントは、
▶マイナビエージェント(転職全般)
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初めはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値と転職の流れを知ることが大事です。その後は、案件の多いエージェントで優良案件を探すことをオススメします。
また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。