医療業界の社内SEに転職する方法

2019年7月5日

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 少子高齢社会、これは日本の社会の中で避けられないトレンドとなっている。 このような環境の中で、社内SEの仕事は医療業界(病院)では病院内の業務改善を行うBPR企画、電子カルテ、受付管理システム、支払管理システムの整備などの業務のIT化など多岐に渡る。

業務IT化の具体例

まずは、こちらの富士通のHOPE EGMAIN-RXという医事・電子カルテシステムの動画をご覧ください。

お医者さんたちが、電子カルテの良かった点を語っていますが、ここを目標(ゴール)にして対応を進めていきます。では、目標に到達するための電子カルテシステム導入にあたって、主に以下の作業が必要になります。

業務フロー問題点の洗い出し

どうして、電子カルテを導入するのか、業務フローの問題点を洗い出していきます。 手書きのカルテの問題点など(手書きのコスト・カルテの管理コストなど)や、「これだけは絶対に解決しないといけない」という特に問題と思われる箇所も洗い出しておきます。

問題点を解決するための医療ソフトの比較・検討

問題点を洗い出したら、次に医療ソフトの比較・検討に入ります。 ビッグサイトで行われている医療系の展示会でしたり、直接メーカーへ問い合わせたりして、製品の情報を手に入れていきます。前に洗い出しておいた問題点に対して、各メーカーの製品でどれだけ解決できるのかを比較検討して、購入します。

医療ソフトの導入

購入が決定したら、メーカーの担当者と導入までの打ち合わせを行います。 例えば、導入までのスケジュールを検討したり、パッケージ内の中で、問題点をすべて解決できない時は、追加費用を払ってでも対応してもらうことを検討したりなど様々です。 病院側が、イニシアチブをとって交渉していかないと、役に立たないシステムを導入してしまうリスクがあるため、社内SEはかなーり重要な仕事といえます。

導入後の検証

導入後には、医師・看護師からアンケートや改善点を聞き出したり、 実際に患者一人あたりの待ち時間が何分改善したなど、実際の数値にしてデータを分析して、 システム導入の結果を検証します。

導入後の改善

アンケートの中の改善点などから、パッケージ内で補える作業は改善して、 メーカーのカスタムが必要なときは、メーカーに相談して改修を進めるなどの対応が必要になります。 今回は電子カルテですが、基本はこの流れで対応を進めます。

資格について

診療情報管理士

業務フローの洗い出しという点で、診療情報管理士という資格があります。 医療SEを目指すのであれば、こちらの資格を取得することが求められてきます。

診療情報管理士(しんりょうじょうほうかんりし)とは、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が付与する民間資格(資格称号)のこと。受験資格は日本病院会が設ける診療情報管理通信教育を受講するか、診療情報管理士受験認定指定校にて必須科目を履修することで得ることができる。 *Wikipediaより

語学力(英語)

医療システムは、海外でも同様に必要なシステムです。海外の動向(ニュース)をキャッチアップして、良いものがあれば導入を検討するなどを図ることで病院の競争力アップにもつながります。これは語学力(英語)がないと始まりませんので、キャリアアップに必要なスキルです。  

社会医療法人ジャパンメディカルアライアンスについて

さらに具体例を掘り下げるために転職エージェントに記載のジャパンメディカルアライアンスを例に求人を確認します。 Screenshot 2017-02-18 09.12.55*引用:DODA求人サイトより

[仕事内容] 求人内容を見ると、やはり業務改善・改革を企画が求められますね。 これは、ITコンサルタントの視点が必須ということです。 また、勤務体系補足(当直)という点で、医療事務のお仕事が求めれています。 現場視点で物事を考えて欲しいということなのか、それとも、人が単純に足りないということなのか。 おそらく、両方あると思いますが、現場を知らないと良い物は作れないと思います。

Screenshot 2017-02-18 09.13.37*引用:DODA求人サイトより

[対象者] 次に求められるスキルが、”プロジェクトマネジメント経験” ですね。 このスキルを考えると、30代〜40代後半の方でしょうか。 これにさらに医療業界での経験となると、前職が同様の仕事の人になりますよね。 それを考えると、求められるスキルはやはり高いです。それだけ、年収も高くなっています。 なので、SEの立場から転職するとしたら、何かしらのPM, PL経験に、電子カルテなどの医療系ソフトの開発経験があると転職しやすいです。

管理人の意見

医療系SEはシステムにバグがあると、それだけで人の死につながる恐れがある、特に高い品質とプロ意識が求められる仕事です。それだけやりがいのある仕事だと考えていますし、そういう方々を尊敬しています!

また、医療業界の社内SEへの転職に興味があれば、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてほしい。

 

社内SEに転職するためのエージェントの効率的な使い方

社内SEの転職活動は、帰宅後や休日がメインとなるので費やせる時間は限られていますので、短期集中で効率的に行いたいです。

早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。

IT業界専門(Web系・SIer)の転職エージェントは 

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初めはIT専門のエージェント1社と面談をして自身の市場価値と転職の流れを知ることが大事です。その後は、案件の多いエージェントで優良案件を探すことをオススメします。
また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

管理人厳選!転職エージェントおすすめ比較ランキング!

異業種の社内SEについて

その他の社内SEの求人情報は以下にまとめているため、参考にしてほしい。

 

 

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