金融業界(銀行)の社内SEに転職する方法
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この記事では、
▶ 金融業界の社内SEに転職したいという人に向けて、
▶ 金融業界の社内SEに求められる役割とスキル
について、北海道銀行の求人情報をもとに説明をしていきたい。
金融業界の社内SEについて(結論)
結論から説明すると、金融業界の北海道銀行が求める社内SEの条件は、プロジェクトマネージャー、セキュリティエンジニアであり、金融系システムの業務知識と要件定義や設計などの上流工程の経験が必要だ。
それでは、仕事内容と求められるスキルについて具体的に確認していきたい。
社内SEの仕事内容(転職後)
北海道銀行の求人情報を確認すると、求められるエンジニアの種類は、プロジェクトマネージャー、セキュリティエンジニアになる。また、北海道銀行の中で特徴的な点は以下の3点だ。
基幹システムの開発・運用がメイン
この仕事は、とても重要な業務だ。例えば、銀行合併のときにシステムを統合するとき、要件定義や設計を誤ると、最悪の場合みずほ銀行のシステム開発プロジェクトのように、デスマプロジェクトになる危険性(リスク)もある。
また、業務では機能要件の銀行の内部調整に加えて、共同銀行との調整が必要になる。ここに、社内政治的な思惑が仕様に絡み出して、仕様が複雑になる可能性もある。そのため、大手の銀行の社内SEになるときは、そういったリスクはある。
プロジェクトマネジメント
これは、派遣15名へのディレクションに加えて、内部の人たちでプロジェクトを回していくのだと思う。例えば、ネットバンキングシステムの仕様追加があるだろう。そういったプロジェクトをExcelのガントチャートを用いて進捗を管理するのだと想像する。
社内SEの年齢構成がいびつ
年齢構成を見て驚いたことがある。それは、
“システム統括部は行員が30代3名・40代4名・50代8名の他、派遣15名の30名体制で、後継者育成の採用、次世代の金融システムを牽引する人材の採用”
とあるが、これは20代の若手は中々厳しい環境な気がする。入社して、5年以上下っ端で雑用がかりになるかもしれない。私だったら避けるだろう。
*引用:DODA求人サイトより
社内SEへの転職に必要なスキル
求めるスキルとしては、以下の3点が特徴としてある。
金融機関のシステム開発経験が必要
やはり、金融業界で中途で働くには、金融システムの経験が求められる。お金を扱う分野のシステム開発なので、軽微なミスであっても、大規模な損害になる。
そのため、障害を出さないためのシステム設計だったり、検証のやり方、またセキュリティに関する知識が求められるはずだ。システム開発について何か熟練しているのであれば、金融業界に特化していなくても良いだろう。
参考までに、大規模SIer案件で有名なみずほ銀行のシステム刷新プロジェクトをまとめているので確認してみてほしい。
▶参考
システム開発にかかわる幅広い知識
北海道銀行では、外部のベンダーであったり、内部で契約している協力会社のマネジメントが必要なため、プロジェクトマネジメントなどのリーダー経験が必要だ。そのため、求められるポジションも高いと想像ができる。
上流工程の設計ができること
北海道銀行は、マネジメントがだけではなく、業務分析、企画、要件定義などの上流工程の仕事に長けた上級SEを求めているということがわかる。この条件から分かるように、上級のベテランSEを求めていることがわかる。年齢にすると、30代中ば〜40代後半くらいまでのレンジに当てはまるスキルだろう。
*引用:DODA求人サイトより
社内SEの年収について
情報によると、主任クラスで年収650万円(諸手当込)となる。やはり、金融業界の社内SEだけあって、年収については、高めに設定してある。
まとめ
金融系の社内SEは、必須ではないが、業務経験に金融システムの開発が求めれる。更に、プロジェクトマネメントや上流工程の業務分析/企画/仕様及び要件定義のスキルも必要になる。このスキルとなると、幹部社員クラスの人材を募集していることが分かる。
また、金融業界の社内SEへの転職に興味があれば、転職エージェントの効率的な使い方を記載したので参考にしてみてほしい。
社内SEに転職するためのエージェントの効率的な使い方
社内SEの転職活動は、帰宅後や休日がメインとなるので費やせる時間は限られていますので、短期集中で効率的に行いたいです。
早速ですが、評判の良い転職エージェントをまとめしたので参考にしてみてください。
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また、エージェント毎の特徴を、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。
異業種の社内SEについて
その他の社内SEの求人情報は以下にまとめているため、参考にしてほしい。