スタートトゥデイのZOZOSUITが革命的なサービスである3つの理由

2019年7月5日

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ZOZOSUIT

*スタートトゥデイ公式HPより

2017年11月22日にZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイがZOZOSUITという革命的なサービスを発表した。

そこで、このページでは、

▶ ZOZOSUITのサービスの概要が知りたい人

に向けて

▶ ZOZOSUITが革命的なサービスである3つの理由

を伝えていく。また、スタートトゥデイの社内SEに転職する方法も合わせて紹介している。

ZOZOSUITとは?

以下、プレスリリースより引用

「ZOZOSUIT」 は、当社がニュージーランドのソフトセンサー開発企業 「StretchSense Limited.」 と共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツです。トップスとボトムスの上下を着用し、スマートフォンとBluetooth通信で接続することで、人体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測でき、そのデータをZOZOTOWNアプリに保存する事ができます。

※ 「ZOZOSUIT」 のご利用にはZOZOTOWNアプリのダウンロードが必要です。

ZOZOTOWNでは、計測した体型データを活用し、ファッションECの課題である 「サイズの不安」 を解消すべく、商品検索機能やレコメンド機能の更なる充実を図ります。これにより、既存のお客様のみならず、新規のお客様にとっても利便性の高いサービスの提供が可能になります。

ZOZOSUITが革命的な3つの理由

このZOZOSUITがとてつもない可能性を秘めている革新的なサービスである理由は、以下の3点だ。

 ▶ 試着できない問題の解決
 ▶ ビッグデータを販売に活かすことができる
 ▶ ビッグデータを横展開ができる

順番に説明をしていきたい。

試着できない問題の解決

try-on

スタートトゥデイはZOZOTOWNというアパレルに特化したECサイトを運営し、市場規模は1兆円を超えるほどになっている。このECサイトの問題は、実際に試着ができないことが問題であった。

その問題に対し、スタートトゥデイはWEARという仮想空間で試着ができるというアプリを発表していたが、実際に腕周りや胸周りなど、詳細なデータがないため、実際に注文してみると、サイズが合わないという問題が発生していた。

だが、今回のZOZOSUITの発表により、この問題が大幅に解消されることになる。まず、ZOZOSUITを使うことで、自分のサイズに合わない服を表示しない、またはキツめな服になることがわかるなど、ECサイト内のデータが個人ごとにカスタマイズされてわかるようになり、サイズの違いによる返品作業が大幅に減ることが期待される。

例えば、お店側にとっても、返品にかかる電話での相談対応や事務コストを考えても大幅に利点がある。もうこれは画期的な発明だといえる。

 

ビッグデータを販売に活かすことができる

big-data

また、試着だけではない。この、ZOZOSUITを長年にわたり運用していくことで、販売に活かせるデータが蓄積されていくことになる。

 

身体の詳細なデータを集めることができる

ZOZOTOWNは、日本だけではなく世界中にサービスを展開している。そのため全世界の身体的なデータを集めることができる。また、データを集めるためにZOZOSUITを無料で配布するという驚愕の戦略を発表している。データは価値があると知っているためだろう。

 

データの分析

そうして、集めたデータはビッグデータと呼ばれ、データを解析していくことになる。例えば、以下の例があるだろう。

年齢と色による相関

年をとってくると落ち着いた色を選ぶ傾向があり、どの色をよく買うようになっているのかを分析することができる。

体重と身長による購入傾向

体重と身長による購入傾向がわかるようになる。身長が高い女子はスカートよりもズボンを買う傾向があるなど。

お尻まわりのサイズによる購入傾向

更に具体的に分析すると、お尻周りのサイズで、スカートを購入するのか、ズボンを購入する傾向にあるのかなど、対象を絞ってデータを集めることができる。

 

販売施策の提案

上記データを利用すると、個人ごとでメールによる販促方法を変えることができ、マーケティング手法がより洗練されて、顧客に響くマーケティングができる

 

ビッグデータの横展開

make-business

次に、ビッグデータを活かしたビジネスについて、1つ紹介したいと思う。

 

ダイエット・健康分野への応用

例えば、ZOZOSUITを愛用している人の体重が急激に増加したときに、ダイエットのサービスを提案したり、医療機関と提携して、健康診断の受診を促すこともできる。人は生活をしていくなかで、ニーズが日々異なっていく。

例えば、子供が生まれる前までは、どこのスーパーのおむつが安いかなど、必要なかったが、いざ子供が生まれるとどこのスーパーのおむつが安いかを調べるようになる。その人に、市内のスーパーで、どこのおむつが安いかの情報は喜ばれるだろう

同じことを、スタートトゥデイはできるのである。

 

スタートトゥデイの社内SEに転職する方法

以上、スタートトゥデイの最新サービスZOZOSUITについてまとめてきたが、このサービスはエンジニアにとっても最高の環境だ。ちなみに、このサービスは、自社開発なので、エンジニアは世の中を変えるすごい体験をしている仕事に携わっているといえる。

もし、スタートトゥデイとアパレル業界の社内SEに興味があるのなら、

HPから直接応募するか、転職サイトGREENの求人から応募すると良い。また、アパレル業界(ユーザー系企業)の社内SEになるにはマイナビエージェントと、リクナビエージェントDODAエージェントサービスの求人(非公開求人)を探してみることをオススメする。

 

 

 

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社内SE

Posted by yaemon